17年の短い生涯を閉じた。
普通の人の10倍で年をとって行くという難病にかかり、
寿命は短いと言われながらも、懸命に生き、多くの人々に
感動を与えてきた。
お母さんが、アシュリーちゃんを生んだのが17歳だったのも、
単なる偶然にしては厳しい現実となった。
難病とは思えないくらいに、アシュリーちゃんは明るく、
いろんなことにもチャレンジしていた。
成長が上手く行かない為に、体も小さかったが、普通の子供たちと
一緒になって、普通に生活を送っていた。
同じ難病の男の子の友達が出来て、楽しそうにしていた顔が目に浮かんでくる。
女の子だから、お洒落にも人一倍気遣って、彼女なりのこだわりを
主張していた事もあった。
自分の死を常に見つめながら、力一杯生き続けていた。
お母さんも、彼女に対して普通の子供のように接し、彼女を産んだ事に
後悔するような事はなかった。
次第に体が弱ってきているのは、番組が回数を重ねるごとに
分かるようになっていたが、アシュリーちゃんにとって
死は遠い物のように思えていた。
本当に天使のような笑顔は、いつまでも忘れないだろう。
アシュリーちゃんのご冥福をお祈りします。