2010年08月24日

最終兵器「さすべえ」

「ビッグサンバイザー」「ロング手袋」と書いてきましたので、
“大阪のおばちゃん”(失礼 愛情を込めた呼び方)の
「三種の神器」と言えば、最後はもう「さすべえ」しかないでしょう。

これは「ビッグサンバイザー」の前からずっと浸透していて、
当たり前のように自転車につけています。

元々は雨の日に傘を差すと片手ハンドルになる為に、これで傘を固定して
雨にも濡れずに両手で自転車がこげると言うアイデア商品でした。

しかし、おばちゃん達はこれを進化させて夏の日傘にも
応用し始めたのです。
日傘を差しておけば、サンバイザーは無くてもある程度は
日除けが出来ます。
サンバイザーも使えばもはや完璧。
夏の日差しなんか怖くない!

道交法の改正で、自転車についても片手運転禁止が厳しく言われて
いた時に、今までひっそりと大阪で普及してきたこの「さすべえ」が
マスコミに取り上げられ全国的にも知られるようになりました。

アイデアとしては本当に優れものです。
でも、やっぱりすれ違いや追い越しの時には少し怖いです。
完全に傘が固定されているので動きません。
と言うか自転車と一緒に動きます。

人が傘を持っている時には、すれ違う時に上に上げたり、
横や斜めにずらして避ける事が出来ますが、「さすべえ」で
固定された傘は避けようがありません。
そのまままっすぐ突っ込んできます。
もし斜めに避けようとすれば、おばちゃんが自転車ごと
斜めにならないといけないから実質無理なんです。

結構ぶつかったり、かすめて行く光景は目にしています。

「そこ退けそこ退け!おばちゃんが通る!」

そんな雰囲気に見えてきます。

道交法では、一応この「さすべえ」は認められていなかったように
記憶していますが、一度使い始めたら止める人はいないでしょう。

これも“おばちゃんの念力”で傘が動くようになれば凄い商品だと
思うのですが、いくらおばちゃんパワーでも無理でしょうね。(笑)

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2010年08月23日

ロング手袋の疑問

昨日書いたサンバイザー、巷では「ビッグサンバイザー」と呼ぶらしい。
そのままじゃん!

そこでもう一つ、いつも見ていて不思議に思うのが「ロング手袋」

UVカットの長い手袋。
だいたい二の腕まで覆ってしまうほどのものなのだが、
たいていあと少しのところで足りていない。

普通の男性が着るようなTシャツだと袖もそこそこ有るから
問題ないのだろうが、女性のTシャツや、ブラウスなどは
袖の短い物がある。
殆ど脇の下くらい、肩を隠すくらいの物を着ている人の場合、
このロング手袋が届いていないのだ。
その結果として、シャツの袖と手袋の間に隙間が出来ており、
腕が露出してしまっている。

Tシャツなどは、UVカットになっていない物が殆どだろうから、
実は少しは焼けるのだが、直接露出しているところよりは、
断然焼けにくくはなる。
と言うことは、シャツを着ている部分と、UVカットのロング手袋と、
露出している腕の部分では焼け方が違ってくるはず。
当然、日焼け止めは塗っているのだろうが、いつも塗っているとは
限らないし、落ちている場合も有るだろう。

そんな時には、露出している部分だけが焼けてしまって、
腕に腕章を巻いたように日焼けしていないのだろうかと思ってしまう。
そう言う人に聞くわけにもいかず、そんな日焼けをした人も見た
ことは無いけど気になる。(笑)

よく腕時計をしている人が、手首だけ白くなっているのを
見たことは有るが、その逆パターンになっていないのだろうか?
秋くらいになって、ロング手袋をしなくなった時に、ちょっと
気をつけて見てみようか。
変な人だと思われないように、僕も気をつけなくてはいけないのだろうが。(笑)

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2010年08月22日

サンバイザーと自転車

まだまだ暑い日が続いています。
連日のように真夏日と言う言葉を聞いています。

僕は自転車を使うことが多いのですが、大阪の主婦層を中心にして
使われている大型のサンバイザーには、ちょっと困ることもあります。
昨年あたりから急に流行り出した物で、TVショッピングで
一気に認知されたと思います。
庇の部分が黒いプラスチック製の物で、殆どみんなそれを下げて
顔全体を覆うタイプの物です。

パッと見は顔全体が黒くなっていて、伝染病や劇薬の処理などを
する時に救急の人がつけているような感じです。

これは日差しの眩しさを避けることと、日焼け防止の目的なんですが、
こちらから見ると顔がまったく見えない。
つまり表情が見えないんです。
使う人からすると、それもメリットとなっているのかもしれませんが、
自転車で歩道をすれ違う時などは問題があります。
顔が見えないということは、どこを見ているのかわからないし、
反応もわかりません。
ちゃんと見ている人も多いのでしょうが、よそ見をしていたり、
認識していない人もいると思います。
顔や表情が見えると、相手がこちらを認識しているとか、
何かの時には反応しているのがわかります。
ぶつかりそうなのでビックリしているとか、ぼんやりしているとか、
あらかじめ動きを予知して対処が出来ますが、それがわからないと
言うのは結構怖いものです。

年々日差しがきつくなってきて、日焼けを気にしている人も多い。
日焼け止めを塗っていても落ちて行く。
顔全体をUVカットの庇で覆うことは良い事だと思いますが、
もう少し色の薄い物とかにならないものか。

サングラスでも勘違いしているのは、色が濃い方が目を傷めるということ。

濃い色→暗い

この状態だと瞳孔が開くので、周りから入ってくる紫外線が
目に入りやすくなる。
逆に薄い色のサングラスは、程々に眩しさもあり瞳孔は
あまり開かないので紫外線の影響も少なくなるのです。

サンバイザーは、サングラスよりも顔全体を覆っているので、
周囲から入ってくる紫外線は少ないのでしょうが、濃い色だと
当然周りの物も見えにくくなるし、視界も色に引きずられて
周辺を見ない方になりがちで狭くなる可能性も有ります。

もう少し薄い色の物をメーカーさんが作ってくれるように
希望します。

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2010年08月10日

3年物のバジル

ハーブの中でも、一番使いやすいものとしてバジルがあります。
バジルは、皆さんがよく知っている葉っぱの大きなスイートバジルと
小さな葉っぱのバジルブッシュがあります。
僕も昔はバジルブッシュも育てていたことはありますが、
今ではその種も見かけないし、やはり大きな葉っぱの方が
良いのでスイートバジルを育てています。

このバジルと言うのは、一般的には一年草です。
春先に種を蒔いて、初夏、夏、秋と葉っぱを使います。

花が咲くと、植物と言う物は種を作ろうとしてそちらに栄養が
行ってしまうので、葉っぱとしての寿命が短くなります。
ですから、花芽を見つけるとすかさず取ってしまい、葉っぱを
ずっと作らせようとします。

ドライにして保存する方法もありますが、冬にも生の葉が
使いたいなと、室内に入れて冬越しをさせたりしていました。
大きなプランターの場合は無理ですが、鉢植えの物なら室内に
取り込むことも出来ます。
でも、今までは冬越しをさせても次の年には終わっていました。

ところが今回のバジルは、元気が良いというか2年目も沢山の葉っぱを
付けてすくすくと育ちました。
秋が過ぎてもそれなりに葉っぱも残っているので、もう一回冬を
越させてみようかと思い、去年も室内に入れて春を迎えました。

バジルが3年目を迎えたのです。
でも、葉っぱはちょろちょろで、すぐに花が咲き、ほったらかしに
していると種を作って枯れて来ました。

もうダメかな。。。。

そう思って、処分しようかと思っていると、妻がいけるところまで
いかせてあげたらと言うのです。
僕は、伸びきっておかしな形になり、枯れかけた姿が痛々しいから
早めに処分してあげようと思っていたのです。

なら、いけるところまで頑張ってみな。
そんな気持ちで水をやり続けていました。

するとどうでしょう。
このくそ暑くなって来た途端に息を吹き返したかのように、
綺麗な葉っぱをつけ始めたのです。

本当に植物の生命力は凄いと感心しました。
あっけなく枯れてしまう物もいる中で、一年草のはずのバジルが、
3年目の夏を乗り越えて元気に育っているのですから。
ある種の感動物です。
その姿は、お見せするわけには行かないほどの不恰好です。
でも、元気に、更に伸びようとしています。
ひょっとすると、このバジル君は多年草化しているのかもしれません。
今年も冬越しに挑んでみようと思います。
無事4年目の春が迎えれるかどうか、楽しみにしておいて下さい。

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2010年08月06日

レンジフードの掃除は夏が良い

暑い日が続いていますが、この時期こそがチャンスなんです。
何のチャンスかと言えば、キッチンの換気扇、つまりレンジフードの
掃除をするにはもってこいの時期なんです。

レンジフードの掃除と言うと、年末の大掃除にする物だと
思っていませんか?

年末に大掃除をして、新しい年を迎えたいと思う気持ちはわかります。
でも、実際に掃除をするとなると暑い時の方がやりやすいんです。
何故かと言うと、油で汚れた物を洗うのにはお湯を使いますよね。
そのお湯が冷めにくく、汚れが取りやすいからです。

まず、フードの前のカバーを外して、中にある丸いドラムを取り出します。
これをいきなり洗うのではなく、お湯に浸けて油を浮かせます。
使う物は、お風呂の洗面器が一番。
丁度、ファンのドラムが入る大きさです。
洗面器に入れると洗面器がベトベトになるので、買い物のビニール袋を
使って、ドラムが浸かる位にお湯を入れます。
ビニール袋の口を結んでおくと尚良いでしょうね。

今回試してみたのが、いつもは掃除用洗剤や台所洗剤でしたが、
掃除用の重曹でやってみました。
書いてあるように重曹の粉を入れて液を作ります。
暫く置いておいて、お湯の温度と重曹の効果でこびりついた油を
浮かせておきます。

ドラムの羽は、カーブしているので、外カーブの方は歯ブラシなどで
擦って落とすことが出来ます。
ウチカーブの方も出来るのですが、角度が結構難しいので、
根気強くしなければいけませんね。

結果は、驚くほど良く落ちました。
今までの洗剤では時間がかかったけど、重曹だと簡単に
油汚れが落ちてくれました。

ドラムと同時に、ドラムが納まっているカバーと言うか、
本体の部分の掃除もあります。
比較的こまめに掃除をしている人は、拭き取りだけでいけるかも
知れませんが、長い間掃除をしていない人や油を使う料理が
多い人などは、この本体カバーの下の部分に吸い取った油が
溜まっているはずです。
黒くなったコールタールのような粘っこい液体。
これを取り除くには、洗濯石鹸(粉の物)についている
計量カップが便利です。
スプーンなどは汚れるから使いたくないでしょうし、すくう量も
少量なので、回数がかかるのと、その分周りを汚してしまいます。
その点洗剤の計量カップは、取っ手も付いたプラスチック製。
もともと不必要に一箱に一個付いているから使い捨てです。
どこかで一つ残しておけば掃除に使えます。

もともとすくう事を目的に作られているのですくいやすい。
終わったら捨てれば良い。

ドラムの油を浮かせている間に、こちらの掃除をすると時間の
短縮になります。

だいたいすくい取ったら、最後は雑巾や古いタオル、ボロギレなどで
拭き取ったら良いでしょう。
お湯で暖めて絞った物が良いです。
こちらも使い終わったら捨ててしまえる物が良いですね。

この本体カバーの下の油も、冬の寒い時期だと固まっていて、
すくうのにも力が要ります。
だからレンジフードの掃除は、夏の方がやりやすいんです。

業者に頼めば綺麗にしてくれますが、お金もかかるので、
自分でやってみてはどうですか。
案外簡単に出来ます。
あとは、いかにこまめに掃除するかで、次の掃除が簡単になるか
どうかが決まります。
何事も、普段からこまめにやっておくのがベストですね。

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2010年08月02日

蓄熱型熱帯夜

梅雨が明けてから、やっぱり変わってきましたね。
特にここ数日は、大阪では熱帯夜らしくなってきました。
ちょっと前までは、夜になると意外と気温が下がって過ごしやすく
なっていたのに、先週末あたりから夜になっても涼しくなくなりました。
これは、単に気温のせいではなく、建物や道路が熱を持ったままになり、
輻射熱として放熱しているからではないだろうか。
大阪の熱帯夜は「蓄熱型熱帯夜」と呼べると思う。

もともと熱帯夜がそう言ったものかは、詳しくはわかりませんが、
特にひどいと思う。
田舎では、お盆の頃になると、日が沈むと気温も下がり、
うっかりすると寒かったりもする。

沖縄も暑いと聞いていたが、周りが海に囲まれていることや、
なんと言っても緑の面積が広いと言うことで、案外那覇市内でも
夜になると少し暑さもマシになってくる。
現地の人から言われたのは、沖縄は暑いと言っても35度を越すことは
殆ど無いということだ。

本土の場合は、上がる時にはとてつもない気温にまでなる。
この違いはいったい何なのだろうか。

ウチの周りもここ数年で、急にマンションが沢山立ち始めて、
畑や緑の面積が減少してきている。
10年前くらいは、夏は鶴見緑地を通ってきた涼しい風が吹いていたものだ。
ところが、年々その涼しさを運んできる風が吹かなくなり、
代わりにエアコンの室外機から噴出された暑い空気がもわっと
溜まっている感じになってきた。
ベランダのコンクリートの手摺壁は、夜になっても触ってみると暑い。
外壁もこれと同じ状態だろう。
建物全体が、大きな暖房器具となっているのだから暑いわけだ。

今までは、夜になって少しずつ冷めて来た建物が、中まで暖められて
温度が下がらなくなってきたのだろう。
コンクリートの蓄熱量の凄さを実際の物として感じる。
一度暖めるとなかなか冷えない。

これからも寝苦しい夜が続きそうで、更にパワーアップしそうなのが嫌だ。
週末はさすがに除湿して寝ました。
無理していても、体壊しちゃ元も子もないですから。
ただ、みんながもう少しエアコンの設定温度を少し上げてくれると、
少しはこの熱帯夜もマシになるかもしれないですよ。

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