思って見ていた錦織圭選手でしたが、
準々決勝で、前年の覇者ワウリンカ選手に
0-3で負けてしまいました。
その前のフェレール戦を3-0で快勝した時の
ま逆の展開だった。
フェレール選手にまったく自分のテニスをさせなかった
錦織選手が、今度はワウリンカ選手相手に
自分のテニスが出来なかった。
マイケル・チャン コーチ、松岡修三さんも、
この点を指摘しており、挑戦者として
戦い続けれなかったことが敗因と言われる。
ワウリンカ選手は、200キロを越す強烈な
サーブを武器にしており、調子が悪くなければ
サーブに苦しむことはわかっていた。
この日のワウリンカ選手は、調子が良いわけではないが、
大事な所では決めてきていた。
第一セット、第二セットと続けて落としてしまった
錦織選手は、第三セットをゲームカウント2-0とリードした。
しかも、ワウリンカ選手のサービスゲームをブレイクして
臨んだ自分のサービスゲームを、こともあろうに
ラブゲームで落としてしまった。
これを取っていれば錦織選手がこのセットを取って
流れを掴めていたかも知れない。
お互いがサービスキープをして6-6で
タイブレイクとなった。
その1ポイント目。
錦織選手のサーブから始まった。
これを取っても、次はワウリンカ選手が2本サーブ。
先行されて追いかける展開となるだろう。
ただでさえ不利になりそうな状況だったが、
いきなり最初のポイントを落とし、ワウリンカ選手は
一気に波に乗りリードを広げる。
1ポイント取ったものの1-6とマッチポイントを
握られてしまった。
やっと開き直れたのか、ワウリンカ選手にも
プレッシャーがかかったのか、錦織選手の
粘りの猛反撃が始まった。
ついに追い付き6-6となった。
ここで錦織選手が先にポイントを取れば7-6で
セットポイントを握れる。
チャンスは来た!
錦織選手の深い球に体制を崩して返して来た
ワウリンカ選手の球に錦織選手が放ったのは
ドロップショット。
これがネットにかかり、6-7でマッチポイントを
与えてしまった。
この時、明らかに錦織選手は消極的なショットに見えた。
ドロップショットも、立派な攻撃のショットでも
あるが、この時の雰囲気は消極的だったと思う。
最後は、ワウリンカ選手の強烈なサーブで
敗退が決まってしまった。
テニスは、その時の調子や相性もあるだろう。
ワウリンカ選手は強いが、今の錦織選手の
プレーが出来ていれば勝つことも出来る相手だった。
今大会で、調子が悪くなかっただけに残念です。
でも、ここまで戦ってきたことは、本当に凄いことだ。
錦織選手の検討は称えたい。
また次の大会が楽しみでもあります。
負けることで、どんどん強くなってくる錦織選手を
これからも応援して行きたいと思っています。
本当は、前の試合で勝った時に、喜びの記事を書く
つもりだったのですが、ちょっと書くのが遅くなってしまい、
敗戦の記事になったことは、僕にとっても残念でした。
ついでに書いておくと、錦織選手が出ているCMの
バックで流れているのは、僕が先日見てきた
LOVE PSYCHEDELICOの「Good times,Bad times」
という曲なんです。
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