LOVE PSYCHEDELICOのPremium Acoustic Live
“TWO OF US” OSAKA に行って来ました。
アコースティックライブは、これまで東京だけでしか
行われていませんでした。
それが、ついに大阪で実現したのです。
ついこの前全国ツアーをやったばかりでしたが、
バンドのライブと違って、アコースティックライブは、
KUMIさんとNAOKIさんの二人だけするので、
全く違うものなんです。
昔は、アコースティックと言えばアコギでするイメージ。
今は、それはアンプラグドというのかな?
アコギだけではなくギターも使い、音はアンプから
出しています。
東京でやったのも見ましたが、本人達も言うように
大阪でのライブは、少しゆったりとした感じで、
雰囲気が違うものでした。
最初は、やはり大阪と言えども、オーディエンスも
緊張しているのか、手拍子もしないでじっくりと
聴いていました。
暫くしてから、ようやくアップテンポの曲になった
時から手拍子が起こり、お互いに緊張がほぐれた感じ。
お客さんとの掛け合いも起こるようになって来ました。
ほぐれて来ると、NAOKIさんのMCも滑らかになり、
普段のライブと比べてよく喋っていました。
楽屋での話は、本当に素の状態がわかるエピソード。
思わず突っ込みも入れました(笑)
KUMIさんも、いつもよりよく話をしていた気がします。
アコースティックライブの凄い所は、
これが二人だけでやっているのか?と言うくらいに、
十分にその曲の世界を作って行くことです。
オープニングの「Beautiful days」では、
NAOKIさんがマンドリンを弾き、KUMIさんが
ギターを弾いていました。
ところが「ドン、ドン」というベース音がする。
カホーンは無いのにどうして?
バックに音を流しているのかなと思うと、
NAOKIさんが足を踏みしめて音を出している。
よく見れば足元にマイクが向いているではないですか。
あっ、これで音を出していたんだ。
そんな風に、二人で出来る事を考えて、
曲の世界を作り出しているんだ。
ステージには、ずらりと楽器が並んでいる。
バンドライブの時にも、NAOKIさんは曲によって
殆ど毎回ギターを変える。
この二人のこだわりようは尋常じゃなく、
曲のイメージによって使うギターを変えて行く。
今回のアコースティックでもそうだ。
並んでいるものだけではない。
袖から次々に楽器が持って来られてチェンジする。
裏で次の曲で使う楽器のチューニングを整えて
準備をしているのだ。
二人だけとなるとKUMIさんも演奏者として
フルに楽器を弾かなければならない。
KUMIさんの演奏のテクニックもなかなか凄い。
扱う楽器はNAOKIさん以上で、ギター、マンドリンは
当たり前で、今回はベースまで登場した。
最後にはハーモニカも吹いていましたね。
NAOKIさんが「KUMIさんは、いろんな楽器を弾くね」と
感心して、「僕はギターだけなのに」と言うと、
「出来る事は何でもするよ。NAOKIさんは、ギタリストだから」
と返していた。
NAOKIさんは、ギターの他には、マンドリンと
ラップスチールギターも弾いていましたね。
服装は、KUMIさんが赤いブラウスに紺のロングスカート。
NAOKIさんは、いつものように黒ずくめのハット、ジャケット、
パンツのスタイル。
でも、中のTシャツは、いろいろと変えているんですよ(笑)
曲は、やはりアコースティックでするので、バンドの時のような
迫力と言うものではなく、全体的には静かに聴く感じ。
アップテンポになっても、お客さんの手拍子で盛り上げる
ことになるでしょうか。
この前のツアーの時にも、アコースティックのコーナーが
あって、その時にやった曲も今回はアレンジを変えて
新しいイメージにしていました。
NAOKIさんも、あっと言う間に時間が経ったと言う様に、
終わってみればアンコールも入れて2時間ちょっとの
ライブでしたが、あっという間に終わった感じがします。
それだけ充実した内容のライブでした。
二人だけのライブなら、バックメンバーのスケジュール
調整や、音合わせなどの必要も無く、結構手軽に出来そうだ。
これを期に、もう少し開催地を広げ、回数も増えて来る
のではないかと思わせるものでした。
二人も確かな手ごたえを感じていたんじゃないだろうか。
今後は、各地でのフェスに参加することになっている。
それが一段落した時に、次のプロジェクトが動き出すことを
期待しています。
新しいアルバムの制作にも取り掛かっているとかいないとか。
次の動きを楽しみに待っていよう。
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