書きましたが、それではまた遠い存在になりかねないので、
今回は、昨今言われている部分の建築家とはどんな人達なのか
と言う事を話しましょう。
今や石を投げれば建築家に当ると言っても差し支えないくらいに、
世の中には建築家と呼ばれる人は沢山います。
しかし、いざ家を建てると言う時に建築家が設計に携わるケースは
まだまだ少ないと言うのも事実です。
何処に行けば建築家と知り合えるのか、
気難しくて話を聞いてもらえないのじゃないか、
設計料って高いのでは等々、
いろいろな事が頭の中を駆け巡り、
ちゃっちゃとハウスメーカーで建てちゃう方が簡単
など言った具合になるのが一般的かも知れません。
そりゃあ、僕達は皆さんも自分の意見があるように
それぞれ独自の意見は持っています。
しかし、何もそれを強引に押し付けようとか、
それ以外は聞く耳を持たないわけではなくて、
話し合ってお互いに納得が行く形でより良い物を
創ろうとしているだけなんですよ。
誰でも自分の得意な物があるように、建築家と言う人は
建物や住まいに関心があって、それの設計が得意な人達なのです。
ある意味で何にでも興味を持ち、好奇心が旺盛な人達とも言えるでしょう。
それは、家と言うものの中にはあらゆる事が関係しているからです。
お施主さんの人柄や癖を理解したり、将来の事の相談を受けたり、
材料の事、コストから来る経済の事、構造的な力学の事、
光・風などの自然との関係、挙げていけば書ききれません。
究極は人が好きでないと出来ない仕事かも知れませんね。
会話を楽しめないような人は、まず建築家としては不向きかも知れませんね。
要領良く話をするという事と、話をしたがらないと言うのは違います。
そういう人と出会ったときには、ちょっと注意したほうが良いかも知れません。
話を聞いてもらえない可能性があります。
当然話が苦手と言う建築家もいますが、その違いは話をしていて解るでしょう。
僕の知り合いにも、話し好きな建築家は沢山います。
大体、建築家は話し好きと思って間違いないでしょう。
ですから、気軽に話をして頂いて全く構いません。
むしろ話しかけてもらうことを待っているかも知れないですね。(笑)
次は何を書こうかな?
何か聞きたい事や意見が有れば自由に書いてくださいね。