報告書が発表されましたが、内容たるや散々な物で明らかに
所得税の増税になる物です。
具体的には給与所得の控除の縮小・配偶者控除の廃止・特定扶養控除の廃止等
一般のサラリーマンに関係する物ばかり。
片方では、スーツや交通費などを必要経費として認める事も検討
しているとは言うが、一般サラリーマンがそれをきちんと申告するとは
考えられない。
飴と鞭のふりをした一方的な増税の様相を呈している。
住民税も引き上げの方向だし、何重にも締め上げられる気がしてならない。
石弘光会長は、「この国を支えるにはサラリーマンに頑張ってもらわなければ
ならない」などとぬけぬけと言っています。
高額所得者の10万、20万と一般の所得者の10万、20万は全く違うんだ。
ボーナスを貰ってちょっとだけ贅沢を楽しんでいた人たちが
それが出来なくなるような物なんですよ。
少子高齢化の世の中で、若い世代が頑張って支えろって言ったって
こんな状態では子供なんて育てられないでしょう。
益々少子化に拍車がかかって頭でっかちなピラミッド構造になるのが
解らないのだろうか。
それよりも前に、また新たに“コンクリートの橋”の談合問題が
浮上してきたように、税金の無駄使いをやめて財政を立て直すことが
必要でしょう。
国がする事をしてきちんと襟を正せば、国民は税金が上がっても
文句を言わずについて行きますって。
何処の家庭でもお金が無ければ節約して生き延びる事を考えます。
する事もしないで税金を上げるのは、無駄使いばっかりして
お金が無くなったら親にねだる子供と一緒じゃないですか。
政府はまず税金の使い方を考えて、無駄をなくし、今ある予算の中で
考えるという事を第一にして欲しいと思います。
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