スタートをきった。
東日本・中日本・西日本・首都・阪神・本州四国連絡と
したわけですが、これは国鉄の民営化の際の分割方法と
似たような形となっている。
首都・阪神については利用者の数から言っても
まず問題は無いだろう。
東日本も首都東京を抱えている為に、必然的に利用者は確保できると考えられる。
中日本も東京〜大阪間の行き来で同じ事が考えられる。
問題なのはやはり西日本と本州四国連絡でしょう。
それ以外のところと比べ利用者数はガクッと減る。
特に本州四国連絡にいたっては、もともと建設費が
滅茶苦茶な金額ゆえに料金も高い。
利用者数も他に比べれば圧倒的に少ない。
この前の尼崎の事故で、その実態が見えたJR西日本と
同じような事にならないかが心配です。
その殆どが海の上の橋ですから、当然傷みも激しいでしょう。
サービスの向上・料金の引き下げも迫られ、メンテナンスや
管理がおろそかにならないだろうか。
他のところを救って、この本州四国連絡だけを塩漬け凍結
するつもりなのではないかと疑いたくなる。
分割方法としては自然な形ではあるのだが、内容が伴って
いない気がしてならない。
45年先にはこの高速道路は無料にする予定だと言っているが、
また45年が50年、60年となるようで・・・
ドイツのアウトバーンは、すべて無料で提供している。
これは第二次世界大戦のときに、軍が作ったもので
戦後一般に利用しているものです。
戦時中に必要だから作ってしまったもので、当然借金などと
言う考えが無いから出来ているものです。
膨れ上がる借金を、資源の乏しいこの国が計算通りに
返済できるだろうか?
悪い事に今は原油価格が高騰しており一般の人は、
車の使用を控える傾向も出ている。
悪条件の中でのスタートだが、これをバネにして
経営の建て直しを進めて欲しいものです。
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