大学入試センター試験。今年から始まった英語のリスニングテスト
では予想していた通りに、機械の故障が起きて436人が
再テストになった。
センター側は、試行テストでは問題がなかったと弁解しているが、
突然調子が悪くなる事があるのが機械なのに・・・
昔、学校の英語の試験で校内放送を使ったヒアリングの試験を
した事があったが、場所によって聞き取りにくいとか問題は
あるかもしれない。
時代に沿って今回はICプレーヤーを使ったわけだが、
果たしてこの方法が最良だったのかは分からない。
受験料のアップ分は2000円と聞く。
と言うことはこの機械が2000円すると言う事だろう。
2000円の機械をそこまで信頼しても良いのかな?
再テストは、昨日と同じ問題を使って再生できなかったところから
聞くのだというが、それって問題ないのだろうか。
同じ問題と言うのは公平な気はするが、いまや次の日になれば
答えが分かってしまう時代に、後日同じ問題で試験をするというのは
どうなのだろうか。
答えを入手してしまった受験生には、迷惑料と言う事なのか。
なんでも拙速にやってしまうこの国の姿勢がうかがわれた
一件と言えるだろう。
時間をかける所はきちんとかけて、万が一の場合の対処も
検討してからで良かったのではないだろうか。
一番の問題は、試験でリスニング試験を導入することではなく、
授業の方を見直して本当に使える英語を身につけるように
してゆくことではないのだろうか。
言葉の成り立ちが違うと言う事は有るが、日本人の英語に対する
苦手意識は相当なものです。
いっそのこと英会話スクールの先生を呼んできてやったほうが
良かったりしてと思ってしまう。
(英語を教えている先生方には失礼な発言ですが)
教え方のどこが違うのでしょうか。
それとも根本的に、文部科学省の指導に問題があるのだろうか。
国際化の時代に、もう少しみんなが英語を話せるように
してゆかないと、いつまでたっても日本はそう云う国なんだと
言われてしまいますね。
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もともと予想は出来たことなのに、リスニング試験をしたいと
言う事が最初にあって、無理やりやったような感じがしますね。