2006年03月01日

お上が決めた机上の論理

今朝の「とくだね」でも言っていたが、この4月から
「電気用品安全法(PSE法)」が施行されて中古の電気器具の
売買が出来なくなるものが出てくる。
これは2001年4月1日に「電気用品取締法」から変更して
施行された法律で、古い電気器具の漏電・火災・感電などの
事故防止と粗悪品を排除してきちんとした電源部品で運用管理する
という目的で制定されました。

この法律の対象品は、電気・電子楽器、ギターアンプ、
レコーディング機器、ラジオ受信機、テープレコーダー、
オーディオ機器など、電源トランスを内蔵している製品すべてです。
逆にACアダプターで起動するパソコンやプリンターは
含まれないのだそうです。
これにより、中古販売店などは倒産・廃業に追い込まれるところも
でてきそうです。
ネットでの個人販売も回数が重なると対象となるようです。

ビンテージ楽器などは文化であるとして、坂本龍一や
高仲正義氏が中心となって、対象範囲の規制緩和をお願いする
声明の証として署名を募っています。
署名の受付は、日本シンセサイザープログラマー協会でやっています。
締め切りは3月5日までですのでお早めに。
日本シンセサイザープログラマー協会HP

この他にも、建築業界でもおかしな話があります。
建築工事には、確認申請の後に中間検査・完了検査というものが
ありますが、木造住宅の中間検査と言うのが問題なんです。
中間検査の時期は上棟の後に筋交いを入れ所定の金物を
取り付けた後となっているが屋根は葺いてはいけないという。
しかし、本来工事の順番としては屋根(特に瓦)を葺いて
重量を与えてから柱の建ちを修正してからでないと筋交いを
入れれないのである。筋交いは変形しないように入れるものですから
筋交いを入れてしまうと理論上建ち直しは出来なくなるわけです。
これなども現場の事を何も知らない役人が、机上で決めたとしか
考えられません。
実態にそぐわない法律や規制などは世の中を混乱させるか
いい加減な事をさせてしまう悪法でしかない。
決めるのは良いけど、その後の検証や改良はきちんとして欲しい。

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posted by ツボ at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 怒るで〜ぇ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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