弁護士である安田好弘弁護士らが出廷しなかった。
これは裁判の引き伸ばしを狙った作戦だという話もある。
理由としては、裁判資料の準備が出来ないとか、3年後に控えている
「裁判員制度」の模擬裁判に出席しないといけないと言っている。
もしそれが本当にそうなら、去年12月に決まった今回の
上告審弁論に出れないのは初めから分かっていたはず。
2週間前に前の弁護士から引き継ぐのなら、その時点で裁判の延期を
計るべきだろう。
僕が仕事が手一杯の時に依頼されたのなら、待ってもらうか
断るでしょう。そうでなければ、僕が監修する事で外注に出してでも
責任を持って仕事をするでしょう。
する事もしないで仕事をほったらかすなんていうことは考えられません。
弁護士の仕事は、第一に依頼者の弁護をすることだと聞いています。
依頼者の弁護より日弁連の形式的な模擬裁判が大切なのか?
それとも作戦としてやったのだとすれば、被害者家族と
裁判所を侮辱したもので、弁護士としての資質を疑うものである。
この安田弁護士は、死刑廃止運動のリーダーとしても有名で
他にオーム心理教の松本智津夫被告の主任弁護士や和歌山の
カレー毒物混入事件の林真寿美被告の弁護を行っている。
他の人が嫌がる弁護をしているのは、自分の勝手だが
今回の山口母子殺害事件のこの行動は自分の勝手で許されるものではない。
自分の信念を相手に押し付けるようなものだ。
信念を持ってやっているなら、裁判の中でしっかりと弁護をして
勝ち得たら良いではないか。
次回は裁判を妨害するような真似はしないで欲しいものだ。
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私のブログでも、怒りのあまり本来の内容とはかけ離れているのですが「弁護士欠席」について記述しました。
この弁護士たちは主張すべきところを取り違えているとしか思えません。毎日砂をかむ思いでいる遺族の気持ちを踏みにじる行為です。
できることならこんな弁護士はしかるべき処分を受け、この裁判が正しく進行されていくことを願ってやみません。傍観せざるを得ない私たちもまた、少年犯罪について深く深く考え、正しい方向を見い出さねばと思います。
遺族たちはやり場のない怒りをどこにぶつければよいのでしょう。。。理不尽さに、胸が痛みます。
少年犯罪は非常に難しい問題だとは思いますが、
すべて性善説だけでは片付けられない事件が
増えてきているように思います。
弁護士にも「思い」と言うものはあるでしょうが、
それと今回の行動とは違うはず。
やはり何らかのペナルティーは必要なのではないでしょうか。