映画館で観てから何回目かになるけど、テレビでやると
また観てしまうほど面白いですね。
アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの2大スターの共演と
12分間にも及ぶロス市街での銃撃戦が有名です。
僕もこの映画が決定的になって、デ・ニーロが好きになったと
言っても過言ではありません。
映画館で観たときには、その迫力で気がついていなかったのですが
テレビだと登場人物にテロップが出るから気がついた。
アル・パチーノの娘役には、あの「レオン」でマチルダ役で
鮮烈デビューしたナタリー・ポートマンだったんですね。
そして、他にもヴァル・キルマー、ジョン・ヴォイト、
アシュレー・ジャッドなどそうそうたるメンバーが出ていたんですね。
大胆ながらスマートな犯行を行う組織のボス、ニール役のデ・ニーロと、
家庭を顧みない冷酷なまでの鬼刑事ヴィンセント役のパチーノの
宿命とも言える対決。男臭い映画です。
公開当時は、二人が同じ画面に登場せずに、後姿や遠くからの
ショットだった為に、一緒に撮っていないのではと噂されていた。
二人が仲が悪いという話もあり、それは謎になっていましたが、
ある人がメイキング映像で横から撮っているものがあり
ちゃんと二人で演技していたと言う事が分かりました。(笑)
アル・パチーノは壊れかけた家庭を元に戻したいと思っていたり、
逃げる時に荷物は少ない方が良いと恋人を作らなかった
デ・ニーロが本気で恋してしまったりと、タイトなストーリーの
中にもヒューマンなところを入れている。
もともと人は殺したくないと思っているニール(デ・ニーロ)だから
銃撃戦以外の残虐なシーンはまったくありません。
最初から最後まで息つく暇を与えないほどしまった映画です。
またテレビに登場したらきっとまた観る映画の一つですね。
人気blogランキング