旅客機衝突の映像が公開された。
今まで裁判の資料になるからとして、公開しなかったこの映像だが、
同時テロに関連して起訴されていたムサウイ被告の公判が
今月4日に終わり、裁判への影響がなくなったためだとしている。
2001年9月11日にテロが起きて今年で5年になろうとしている。
もう5年かとも思うし、まだ5年かと言う感じもする。
先日トライベッカ映画祭で、ハイジャック犯と戦いペンシルバニア州に
墜落したユナイテッド航空93便を題材にした映画「ユナイテッド93」が
公開された。
日本公式HP
アメリカ公式HP
この映画はハイジャックされた飛行機の中で起こった事を
克明に再現した話題作です。
ハイジャック犯に対して勇敢に戦った乗客達。
「レッツ・ロール(さあ、みんなやろうぜ)」と呼び掛けて
テロ犯と格闘し飛行機を墜落させ、自らの命と引き換えに
テロの一つを防いだ。
公開にあたっては時期尚早とする声も上がり、予告編の上映を
ストップした映画館もあったが、遺族からの指示を受け
28日からアメリカで公開されている。
公開後もボイコット運動が起こるなど賛否両論が出ている問題作です。
日本での公開は、8月12日(土)の予定です。
期を同じくしてもう9.11テロを題材にした映画が社会派監督の
オリバー・ストーン監督の「ワールド・トレード・センター」が
やはり8月11日アメリカ公開予定。(日本は10月7日公開予定)
日本公式HP
アメリカ公式HP
この映画はタワー崩壊の22時間後に救出された警官の物語です。
警官(ジョンマクローリー)役は、ニコラス・ケイジです。
こちらもその遺族から反対の声が上がっている。
まだ心の傷が癒えていない人も沢山いるし、風化させないためにも
公開すべきだとする人もいる。
どちらの声も大切だし、尊重しなければならない。
ただ僕個人としては、しっかりと記憶にとどめておくべきだと
考えています。
このテロによって犠牲になった人たちのご冥福をお祈りします。
また、残された遺族や関係者の人達の心が癒されることを願っています。
人気blogランキング
