泥酔状態でホームから線路に落ちた女子大生を韓国人留学生の
申鉉亀(シン・ヒョング)さんが無事救出した。
2001年にも同じ韓国人留学生の李秀賢(イ・スヒョン)さんが
線路に落ちた日本人男性を救出しようとして命を落としてしまった
同じ大久保駅でした。
この出来事は同じ韓国人留学生と言うだけではなく、
いくつかの偶然が重なっています。
それは、この李さんが申さんと同じ日本語学校に通っていたこと。
その日本語学校には、亡くなった申さんのレリーフが飾ってあり
李さんはずっとそのレリーフを見て申さんのことを知っていた。
線路から女性をホームに抱えあげるときに、李さんは申さんの
事を考えたようです。申さんが力を貸してくれて出来たと感じたと
後から語っていました。
しかも、前に申さんが助けようとした場所から数メートルしか
離れていなかったようです。
さらに、そもそもこの大久保駅で降りるつもりは無かったのに
無性に喉が渇きトイレに行きたくなったという事です。
大久保駅の前でも後でもなく、この大久保駅に降りたのも偶然でしょう。
そして、降りた直後に女性はホームから転落しました。
本当に亡くなった申さんがそうさせたとしか言いようのない状態です。
ただこの話で残念なのは、ホームにいた人が高齢者が多かったと
いう事はあるでしょうが、誰一人として助けようとしなかった。
李さんがホームに戻る際にも手を貸さなかった。李さんは、
自分で飛び上がってホームに戻り(漫画のように飛び上がれたと
後から言っていましたが)、逆に周囲の目が気になって
大久保駅で降りて歩いて次の駅まで行っただったか、帰ったと
言うことです。
それとこの助けられた女性からは、未だに御礼の言葉も無いらしい。
同じ日本人としてちょっと恥ずかしい想いです。
この話にはオチがついていて、韓国でも大きく報道された
ニュースを見てお父さんが「お前は勉強しに日本に行っている
はずなのにその頭は何だ。」と電話で怒られたそうです。(笑)
でもお母さんとは「無事で良かった」と話していたようですが。
この勇気のある行動に対して心からお礼を言いたいです。
そして、二次災害が起こらなかった事が本当に良かったです。
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http://ameblo.jp/8oa/entry-10012866820.html
◇韓国では日本人が助けたのに韓国人は何もせず
・5月10日
【KBS】韓国の地下鉄で、34歳の視覚障害者が線路に転落 4人の日本人が救出
http://uploader.tv/src/uploadertv1099.avi.html
◇日本人が助けた事は山ほどあります。今年報道されただけでも・・・
・1月26日
22歳女性、線路に転落→男性3人すかさず救助、名乗らず立ち去る(京都日報)
・2月1日
西武新宿線鷺ノ宮駅
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-nogata/kyujyo.html
ホームから転落した男性を救助したのは2人の男性乗客(救助後、立ち去った一人の方を捜している)
・5月11日
お手柄高校生 西鉄が感謝状 ホームから男性転落…連係プレーで救出
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/toshiken/20060525/20060525_003.shtml
確かに美談として誇張されているかも知れないですが、韓国人留学生が
救助をしたことは事実としてあると思います。
日本人がまったく人命救助をしていないというのではなくて、この時には誰も手を貸さなかったという事が残念だったと思います。
線路に下りなくても駅員に連絡に行くとか、ホームから手を差しのべる事は出来たのではないかと思います。
他のケースで日本人が人命救助をしているのは、ニュースとしては大きく扱われないこともあるでしょう。
やはり外国の方がやったこと、更に今回はいろんな偶然も重なっていた為に大きく扱われたのだと思います。
しんさんからの情報で日本人が韓国で線路に落ちた人を助けたというニュースを見て嬉しく思いました。
過剰・演出は今のテレビでは良く行われていてそれも残念ですが、今回のことは
お互いに外国の方が人命救助をしたということを素直に褒めてあげたいと思い記事に書きました。
ちょっとした勇気っていざとなると出ないものですよね。
こういった勇気のある行動を褒めてあげましょうよ。
でも、くれぐれも無理はしないで二次災害にならない事を祈っています。
またいろいろな角度からのお話をしてください。
一方的なメディアからの情報だけでは偏ってしまう事もあるでしょうからね。
転落したのを助けたのも他にいましたし、亡くなったのは日本人のカメラマンも亡くなったんですけど・・。
報道等で知り得る範囲で書いていたので、抜けている事や、脚色された部分もあったかもしれません。
これからは、できるだけ事実に基づいて、伝えられるように頑張ります。