＜改正道交法＞民間駐車監視員の取り締まりスタート

今日6月1日から改正道路交通法により民間駐車監視員の取締りが
スタートした。
すでに民間監視員を導入しているイギリスや韓国の例が
報道されていた。トラブルに関してである。
良い面もあるだろうが今は懸念されているトラブルについて
焦点を当てた報道が多い。
初日となる今日、機械の調子が悪くて違反シールが出せないと
いう事が既にあったようだ。各地でのトラブルは、また夜の
番組で報道されるだろう。

ここで問題となるのが、一体何処までが駐車違反となるのかだ。
書類を届けに来だけで、忘れ物を取りに帰っただけで、
人を呼びに行っただけでアウトなのか？
実際には、運転手がいないのを確認してデジカメで写真を撮り、
必要事項の入力をしてシールを発行。ここまではいいと言って
いるのだが、どうなんだろう？貼り付ける前までならOKだと
言うものの、発行したシールを破棄するのだろうか？
たいがい今までは一旦発行した物は破棄出来ないというのが
通例でしたよね。はっきりさせて欲しいですね。
人によってその所要時間もまちまち。今後慣れてくれば早くなるのも
必至でしょう。それって平等ではないんじゃないの。

そして一番打撃を受けるのが、運送業者でしょう。
今や生活にどっぷり入り込んでいる宅配便。
マンションなどでは荷物の数も多い。10分や15分は軽くかかるでしょう。
ちなみに郵便局の車は規制の対象外らしいです。
それも不平等ですよね。民営化後は、今の民間と同じに扱うけど
駐車違反になるかどうかは分からないっておかしいでしょ。
さらに問題として出てくるのは、介護用の車です。
家の中まで連れて行って帰ってくるまでには、かなり時間がかかりますよ。
必ずそこに駐車場があるわけではありません。
これらの場合に、常に二人で動いて一人が車の中に残る事になると
人件費がかさんでしまいます。それに残っている人が
運転免許を持っていなければ移動も出来ない。
とにかく人がいればずっと止めていても良いのか？ってことに
なりますよね。これもまたおかしな話です。
ざっと考えただけでもこれくらいの事は分かるわけですが、
それぞれの対応策は練ってあるのでしょうか？
運用方法が出来てないのに見切り発車したとしたいえません。
とりあえずやってみて、問題点は出てきてから考える。
いかにもお役所的な考え方です。
今晩の報道番組が楽しみになってきました。←意地悪な言い方

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