2006年09月13日

リュック・ベッソン監督が引退宣言

僕の好きな映画監督の一人であるリュック・ベッソン監督が
突然12月13日より公開予定の次回作「Arthur et les Minimoys
(邦題:アーサーとミニモイたち)」を最後に、映画の世界から身を
退く意向を明らかにした。

「グラン・ブルー」で一躍注目を集め、「ニキータ」「レオン」と
ヒット作を連発した。
その後「フィフスエレメント」でミラ・ジョヴォビッチを起用し、
そのまま結婚した。
このベッソン監督は、以前にも「ニキータ」の主演女優の
アンヌ・パリローとも結婚しており、女癖はあまり良くない気がする。(笑)
映画監督と主演女優が結婚すると言うのは、日本でも「Shall We ダンス?」の
周防正行監督と草刈民代さんの例もあり珍しいことではないが、
ベッソン監督の場合はそれが如実に現れる。
もともと「レオン」を作ったのも、「ニキータ」で掃除屋(殺し屋)
として登場したジャン・レノの物語として作ったものでした。
つまり、ベッソン監督が気に入った人を使って映画をつくような感じです。
当然、監督はキャスティングする時に気に入った俳優を使うでしょうが、
ベッソン監督の場合はそれに「個人的に」と言う言葉がつくのでは
ないでしょうか(笑)
ミラ・ジョヴォビッチは次の「ジャンヌダルク」でも主演しています。

そして脚本の方に移り「TAXI」「WASABI」となってゆくのですが
「レオン」で大ヒットしてから、次第に娯楽の方へ向いていったような
気がします。昔のようにクールで緊張感のあったものではなく、
大衆に受ける映画に変わって来たようで、少し淋しい気持ちに
なっていました。やはり活動の場が、フランスからアメリカに
移ったせいなのかもしれません。

しかし、47歳とまだ映画監督としては若いのにいきなり映画界から
身を引くのはいささか勿体無い気がします。
もう少し年を重ねて、少し枯れてきた時の作品が見てみたい気がします。
ベッソン監督の事だから、また突然復活する事を期待しています。

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posted by ツボ at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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