今日の話は、時々トラックバックを送ってくださるambushさんが、
昨日のBMWの液体水素の車の記事に温暖化つながりで
TBしてくれた記事を見たら、イギリスのプログラマーが制作した
海の水面が上昇するとどうなるかと言うプログラムの話です。
【Flood Maps】〜China & Japan Area〜
海面上昇は0〜14メートル。
下に載せた画像は、海面が7メートル上昇した時の大阪周辺の様子です。
見事に殆ど水没してしまいます。。。。
7メートルなんてまだまだ先の話。
自分達が生きている間には関係ないと思っているあなた!
そう、あなたです!
これは極端な例かもしれませんが、だったら小さな数字でやって御覧なさい。
ほんの僅かな上昇で、街のあちらこちらで水に浸かってしまうところが
あるはずです。
都会は地図データー(Googleマップを使っているので)が
有るからでしょう、かなり細かいところまで拡大できます。
それをみれば、本当に自分いるあたりのどこが水に浸かるかわかります。
場所を変えれば、世界中の見たいところが見れるんですよ。
最近地震が多発していて、津波警報が出ていますよね。
あれだけ見ていると、1メートルとか2メートルって言ってるでしょ。
何となく感じるのは、大した事ないじゃんって思うのは大間違いです。
このプログラムで1メートル上昇で見ればわかります。
かなりの場所が水没するんです。
もっと凄いことは、0メートル、つまり今の状態で水没するところが
かなりあるんですね。
現状では、堤防などで守られているから水が入ってきていないだけで、
もしそれが無かったら、壊れてしまったら水に浸かってしまう所は多いのです。
更にわかることは、日本全体で見た時に、都会ほど水没面積が大きいことです。
人は、動き易いところを選んで集まります。それは、結果的には
平野部に集中したのです。誰も山岳地帯で産業を発展させようとは
しないでしょう。
平野は、殆どは川の三角地帯に出来ていますし、海を埋め立てて
作る場合も有ります。
なので、比較的低い地域に都市が作られているのです。
地球温暖化によって、氷が溶け出し海面が上昇しています。
北極の氷はピンと来ないでしょうが、氷河ははっきりと後退しているのが
わかります。ものすごい勢いで融けています。
アメリカが発表した予測は、あくまでも今考えられる状態での
予測ですが、多分現状は予測を上回っているのではないでしょうか。
今からでも遅くない、個人個人でできる事をやって行かなければ。
もはや先の話ではないのです。
子供や孫の代に影響が出る話なのです。
まずはアメリカと中国にその意識を持たさなければ。
日本やヨーロッパは、更に対策を進めて行かないとね。
自分が本当にエントリで書きたかったことを
ツボさんが全部書いていて感服いたしました。
地球温暖化で海水面上昇だけでなく洪水や津波
の被害でも予測できる点で素晴らしいと思います。
大都市が真っ先に被害にあう点も怖いのですが・・・
あはは、先に言っちゃったかな(笑)
このプログラムを、未来予想としてだけ見てしまうのは違いますよね。
今地球上で何が起こっているのか、どうなってしまうのかを考えないといけないと思います。
僕も実際氷河を見に行って、100年くらい前まではあそこまで氷河があったと言われた時に愕然としました。
何百万年〜何千年もの間残ってきたものが、人類が誕生してから数千年で消えて行こうとしている。
しかもそれはごく最近急速に加速している。
この事実が物語っている物を深刻に考えないといけないと思います。