2007年06月10日

謝罪の意味

今日朝から順番にグッドウィルの会長折口氏が、番組に生出演して
説明をしていたのだがさっぱり伝わってこない。
質問に答えるのは既にわかっている事で、突っ込んだことや
核心に触れることには答えない。
行き詰まると謝って済ませようとする。
これでは本当に謝罪しているとは思えない。
まるでインサイダーで問題となった村上ファンドの村上氏の
「金儲けってそんなに悪い事ですか?」の発言を想起させる。

確かにバブル時代の折口氏の事業は当っただろうし、それ自体は
金儲けでも問題の無い物だったと思う。時代を先取りして
上手く掴んだのだから彼の勝ちだった。
しかし、介護ビジネスは違う。
儲けるなとは言わないが、不当に利益を上げようとする物は
参入するべきではない分野だ。
法改正後に想定していた利益が出なくなったというが、
そうなるように法改正したのだから当たり前だ。
その反面、地道に活動をしてきた施設もそのあおりを食ってしまう
結果となった事は残念なのですが。

ここまで来ても、まだ自分を守り、グッドウィルという会社を
守ろうとしているように見える。
それがまったく逆の方向に働いているのもわからずに。
最近問題となっている物は、全て隠して誤魔化そうとした物が
後になって露呈する事となり、結果的に傷口を広げているのが
わからないのだろうか。
このままいくと介護事業はおろか、他の部門にまで影響が
出てくることになるのはすぐに分かるはずだ。
本当に何を守ろうとしているのかわからない。
それほど介護事業に真剣に取り組んでいるなら、顧客6万5千人、
従業員2万4千人のためにも早く事実を公表し、今後の話に
持って行かなければいけないと思う。
本当の謝罪はこれからだ。
posted by ツボ at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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