が発売された。初回限定版には、MVのDVD付だ。
これがまた凄い出来でした。
今までとちょっと違うデリコサウンドだとは聞いていましたが、
本当に一気に突き抜けたと言う感じがします。
今までのデリコには、ちょっとノスタルジックな音楽も
感じられましたが、このアルバムではその要素も残しながら
確実に次の世界へと飛び出した二人を感じます。
もはや日本のグループではないです。
まさにワールドワイド。
世界をにらんでの作品ではないでしょうか。
と言うのも、既に全米デビューの話があります。
これは順調に進んでいるようです。
今までアメリカでデビューした歌手やグループは沢山いますが、
デリコのデビューはそれとは全く違う物になるでしょう。
何と言っても「音」が違う。完成度も違う。
今のデリコは、“日本”などという枠では収まりきれないグループに
なっているというのを実感できました。
オープニングの「FREEDOM」(MBLのテーマソング)では、
ヴォーカルKUMIの伸びやかな声が冴え渡り、スケールの
大きさを感じる。
続く「Aha!(All We Want)」(NTTドコモFOMA P902iのCMソング)で
リズムが弾け、更に「7days」(NTTドコモFOMA P904iのCMソング)は、
タイトなサウンドにKUMIのヴォーカルが絡みつくように迫ってくる。
このあたりでデリコの存在感に完全にノックアウトされてしまう。
“とんでもないアルバムを作ったものだ”
今言えることは、デリコはデリコであって、何処にも行かない。
そこにデリコのサウンドが残るだけだ。