2007年07月03日

ブラインドの紐が切れたら

先週末に、頼んでおいたブラインドの紐が届き
早速直してみました。
これが思ったよりも簡単で、あっという間に終りました。

ブラインドは、普通の窓で2本、少し巾が広い窓なら3本の紐で
羽を吊っています。
羽に開いた細長い穴に紐が通して有りますが、上げ下げをする時に
紐が穴の縁に当って擦れるんです。
これによって紐がだんだん痛んできて、ある日突然切れることになります。
ただ、僕も今回の事で分かったんですがブラインドの紐は
1本の太い紐ではなく、中に細い糸のような物があり、
その周りに筒状のカバーみたいな紐に見えている部分とで
構成されているのです。なので、僕の場合はこの外側の筒状のところが
切れてしまったわけです。これだと修理は簡単です。
まだ注意して使えば問題ありません。

こんな状態になってしまった時に気をつけることは、この筒状の部分は団子状態になって引っ掛かるんです。
ですからそのまま使っているとどこかに固まってしまい動かなく
なるか、最悪力がかかって中の糸を切ってしまうと修理は
面倒臭い事になります。
そこで、接着剤(僕は模型用のクラフト糊を使いました)で
筒状のところを固めたんです。糸に絡ませて動かないようにしたのと、
毛羽立っている物を細くする為です。これによって団子にはならないし、
細くなったので穴に擦れる事も少なくなりました。

紐が届いたらまず下のカバーを外して紐を少し引っ張ります。
結び目をほどくか切って真っ直ぐな紐にします。
古い紐と新しい紐をくっつけてライターでちょっと炙ると、
紐同士が解けてくっつきます。ちゃんとくっついたか引っ張って確かめる。
確認したら、反対の端に結び目を作って止まりになるようにして、
操作側のところからこの紐を引っ張っていきます。
ゆっくり紐が入れ替わっているのを確かめながら引っ張り続けると、
あら簡単、新しい紐が出てきます。
作業はこれだけ。
後は他の紐と長さを合わせて切り、端を結んでおけば完了です。
これに要した時間は5〜10分。
結び目をほどくのが一番時間かかったくらいです。

紐が完全に切れてしまったときには、一旦ブラインドを外して
上のバーのところを通していかなければいけないようですが、
僅かでも残っていれば、下から穴に紐を通して行けば同じ方法で
ブラインド吊ったままでも出来そうです。

交換方法や、紐の長さの計算は各メーカーのHPに載っています。
ただし、紐の長さは全部一斉に変える長さになっているので
ご注意ください。流れがわかれば自分で測って少し長めに
注文すれば大丈夫です。

僅か数百円で終る修理です。(1本なら)
自分でやってみては如何でしょうか。

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posted by ツボ at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築家・設計事務所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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