昨日は、最後のパートの「ザイトゥムシュルンゲン」を練習。
実際はかなり速いテンポになるところで、早口言葉までは
行かないまでも、言葉を正確に発音するのがポイントとなります。
一応、初心者クラスなものでまずは「ラ・ラ・ラ・・」で練習します。
今年で5回目ともなると、言葉で覚えているのを「ラ・ラ・ラ・・」に
するとかえって歌いづらい。
言葉の抑揚がなくなってしまうからでしょうか。
前回練習した「キュッセ」のパートも練習。
いつ歌ってもこのパートは気持ちが良い。
歌いきったという実感のあるパートです。
当然テーマとなるパート「M」もやりました。
清原先生のクラスで一番特徴のある練習といえばここ!
楽器の演奏から始めて肉声が出るところ、バリトンのソロで
合唱に入って行くところを練習するんです。
練習と言っても本気でするのではないですが、第九をもっと楽しく、
親しみを持つようにしているのでしょう。
僕は、テノールを歌っているのですが、実際はこのバリトンが
声には合っているのだと思います。
朗々と歌うこの歌いだしはコンサートでは気持ちが良いと
思いますよ。一番最初に声を出すわけだし、みんなが注目しているところです。
ここでその後の合唱全体の出来が決まると言っても過言ではない
重要な部分です。
みんなも毎年するものだから、段々と上手くなってきているのがわかります。
しかも、ここを女性も一緒に歌わせるから他のクラスでは
あり得ないでしょう。
第九のレッスンが始まると、本当に一週間が経つのが早く感じます。