関市長を、民主党推薦の平松候補が破り当選した。
今回の選挙は、福田首相になってから初めての大型地方選挙と
言う事もあり、その結果が注目されていました。
与党対民主の構図がはっきりと出て、それ以外の候補者が
やや霞んでしまったような感があります。
投票率は、43.61%と前回を大きく上回り、統一選以後では
過去最高だったようだ。
とは言え、まだまだ選挙への関心が高まったとは言えないのだろう。
この前にも書いたように、今回の市長選ではそれぞれの主張が
伝わりにくく、僕の妻も投票前にネットでマニフェストを見せて
ようやく分かったくらいです。
しかも全員のものが出ているわけではないので、主な人の物だけで
考えるしかない状態でした。
こちらも積極的に情報を取りに行ったわけではないですが、
それくらい伝わっていない選挙だったとも言えます。
今後は、もう少し誰にでも分かり易い主張や公約を示す方法を
考えてもらいたいものです。
新しく大阪市長になった平松氏は、民主党の指示を仰いだので、
議会の中では約1/4の民主党議員しか味方にいません。
与党や他の野党議員とどう戦って行くのかが焦点となります。
関市長がやりかけていた公務員改革や同和問題をどう引き継いで行くのか、
方向転換してしまうのか。
大阪市民が、今の与党にNOと言った形なので勢いにのって
大阪を変えて行って欲しいと願います。