アジア・ハンドボール連盟(AHF)はそれを拒否して、やり直しは
しないと決めたようだ。
事の発端は、アジア予選でのクウェートチームに有利なジャッジが
行われている通称“中東の笛”と呼ばれるものだ。
日本と韓国は、韓国vsクウェートでの38の不正なジャッジを納めた
DVDを配り、国際ハンドボール連盟(IHF)にやり直しを申し出て、
IHFがそれを認めた。
そのIHFに対してAHFは拒否をすると言う決定をする事がおかしい。
AHFはIHFの下部組織であり、その決定には従わなければならない
はずなのだが、そこには様々な問題が潜んでいるようだ。
AHFの組織は、実際のところクウェートによって握られており、
決定権はクウェートにしかないに等しい。
何故そういう事態になるかと言うと、ハンドボールのような
マイナーな競技の場合、資金が集まりにくく、そのお金を
クウェートに依存してしまっているのが原因のようだ。
極端な話、クウェートが資金面で全面的に退いてしまうと
大会そのものが出来なくなるようになるかも知れないのだ。
そこにハンドボールの闇があり、これまで10年以上も前から
こういう不正が行われ続けているようだ。
代表国の決定もタイムリミットがあり、クウェートはその時間稼ぎを
しているとも言われている。
もしこのままで行かざるを得なくなると、後に行われる
世界予選を勝ち抜いて行かなければならず、日本と韓国が揃って
出場する事は無理だろう。
他の競技でも、どこかの国の力が強くてルールを変えたりする事が
目立ちだしている。
そこにはフェアプレーの精神など無く、お金によってスポーツを
捻じ曲げてしまっている様子が見える。
生活レベルの経済だけではなく、純粋であるべくスポーツまでも
マネーゲームの対象となってきているのだ。
お金が全てと考える一部の人間によって、我々の生活や娯楽が
弄ばれてしまっている事は、本当に悔しい気持ちで一杯である。
本当にそのスポーツが好きならば、勝ち負けだけにとらわれずに、
純粋に愛し、応援して欲しいものだと願う。
例に挙げるのは申し訳ないが、阪神ファンなどは勝とうが
負けようがその応援する姿勢は変わりない。
こういった気持ちでバックアップして欲しい。
ジャッジで不正をするのではなく、選手の強化をして堂々と
勝ってくれたら誰も文句は言わないのに。
世の中ってフェアじゃないから。
(´・ω・`)ノENOKI
でも、再試合が出来て良かったと思います。
結果は、負けてしまいましたが、気持ちは晴れ晴れしました。