2008年03月04日

黄砂は風物詩じゃない

昨日は、各地で黄砂の被害が出たようです。
昔は、春になると黄砂がくるといった感じで、季節の物だと
思われていましたが、今は違う。
今年は、例年よりも1ヶ月早く黄砂が飛んできたようです。
これはゴビ砂漠やタクラマカン砂漠に、雨が少なかった為に、
地面が乾いていて風に吹き上げられて飛んだようです。
と言うことは、これも地球温暖化の一つと言う事になるのでしょう。

更に最近の黄砂は、発展著しい中国の大気汚染物質に汚染されて
来るようなので、そっちの被害も深刻になって来ています。
かつての日本も同じような道を歩んできたのですから、
今の中国が一歩的に悪いとは言えないけど、いろんな物が
分かってきた現代では、少しでも改善しなければいけないのでは
ないでしょうか。

花粉よりもはるかに細かい黄砂は、人体に与える影響も大きく、
容易に肺の中までも入り込むようです。
マウスの実験によれば、黄砂を吸い続けたマウスは肺癌に
なったようです。
これはあくまでもマウスの実験ですが、人間に対しても
起こりうるものとして考えなければならないでしょう。

このような現象を考えて見ても、地球の温暖化は加速度的に進んでおり、
ちょっとやそっとでは止める事は出来ないのが実情です。
我々も出来る事は、ちょっとのことでもすると言う気持ちが大切なのです。
これくらいやったところで、何も変わらないと言う前に、
とりあえずやってみるという気持ちを持たなければならないのです。
posted by ツボ at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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