これまた感覚で演奏する楽器で、どこをどうやったらどんな音に
なるのかわかりません。
演奏スタイルは人によってかなり違っていますが、一般的なスタイルは
任天堂DSをやっているかのような感じです。
この不思議な楽器は、実はメディアアーティストの岩井俊雄さんと
ヤマハのコラボレーションで誕生したらしく、日本発の楽器なんです。
ところがまだ日本では発売されていません。もうじきかな?
この『TENORI-ON』を気に入ったのがビョークで、すぐにツアーでも
使い出したのだから凄いですね。
今回の「VOLTA」ツアーは2007年4月から始まっているので、
途中から導入したのだろうか。
それとも一般発売に先駆けてビョークは手に入れていたのだろうか。
いずれにしても出たばかりの新しい楽器をすぐに取り入れてしまうと
いうのも簡単なことではない。
凄い人たちが集まっているからこそできることなんだろう。
さて、楽器の事を説明しなければいけませんね。
と言っても、詳しいことは説明できませんが(苦笑)
『TENORI-ON』と言うのは、縦横16個のLEDボタンが並んだ物です。
その周りを囲む丸い断面の枠にもボタンが配置されています。
左右にある5個のボタンで、テンポや音、パターンなどを変えます。
押したところの丸いボタンが光り、それによって音が鳴ります。
例えば、左から右に進むラインに当った時に、点灯されている
ボタンの音が出るようになっています。
ボタンの配置で音楽が作られるわけです。
それにパターンなどを組み合せたりして音楽を形成します。
言葉ではとても説明できる物ではないので、『TENORI-ON』の
公式サイトを見てください。
イギリスのサイトなので英語ですが(笑)
日本のヤマハのサイトでは、発売前だからかコンテンツが
一部しか見れません。
各方向から見た写真に各部の説明がついていますし、
演奏の仕方のデモが見れるので、大体の感じは分かると
思います。
『TENORI-ON』公式HP
You Tubeにある演奏の動画も貼っておきます。
TENORI-ON 「岩井俊雄によるパフォーマンス」
TENORI-ON 「DJmagによるパフォーマンス」