大差で勝利した。
投票前から予想でもオバマ氏のリードが報じられていたが、
実際に投票する時にどうなるのか注目されていた。
結果は、予想通りにオバマ氏が圧勝した。
しかし、選挙人の数では圧勝に思えるが、総得票数では
57:43とマケイン氏を僅かに抑えたようにも見える。
ブッシュ氏とゴア氏の選挙で、得票総数ではブッシュ氏を上回ったが、
選挙人の数で負けてしまったときの事を思い出した。
今回は、総得票数も選挙人数も上回っている為に問題はないのだが、
アメリカ国民の圧倒的な支持とは言えないところが気にかかる。
オバマ氏の当選を聞き、モハメド・アリ氏が、ブラックリストだとか
ブラックマネーと言った言葉が言い換えられる事を期待すると
いうようなコメントをしたようです。
こういうコメントを聞いて、普段何気なく使っている言葉が
差別の意味合いを持っていることに気付く。
日本語の中にも沢山の差別用語とされる言葉があり、放送禁止用語と
なったりしている。
建築関係でもかなり沢山あるが、未だに慣用語として使われて
いるのが実態だ。
言い換えるのに適当な言葉が無い為もあるだろうが、使う側が
差別だと思っていないところに問題があるのだろう。
勝利宣言の時も、かなり厳重な警戒が布かれ、無事に終ったが、
今後もオバマ氏に対する警戒は、白人大統領の時よりも必要だろう。
様々な人種が入り混じっているアメリカで、人種差別が無くなる世界を
築き上げて行って欲しい物だ。
こういうところでアメリカがリーダーとなる事が本当に望まれる
ことだろう。