2008年11月23日

一万人の第九 2008-6/6

先日、最後のレッスンを終えました。
やっぱり経験者クラスは早いです。あっという間。
これで本番を迎えるというのは、かなり普段から練習していないと
不安で一杯です。

最後のレッスンは、まず歌のゲストのCHEMISTRYと一緒に歌う歌の
練習から始まりました。
今年は、2曲歌うことになります。
1曲目は、聞き馴染みの有る文部省唱歌なので、特に問題はないです。
何処でどう歌うかだけチェックしておけばOK!
楽譜を見ながら唄えますから。
問題は、2曲目のCHEMISTRYの持ち歌。
聞いた事はあるけど、はっきりと分かっていない。
しかも、コーラス付ける部分が結構多いんです。
歌と歌の繋ぎや、サビの部分、エンディング。
入りタイミングと音程がまだ掴みきれない。

有元先生も、よく知らないからとCDを聞いて練習してきてくれた
ようですが、クラシックとは違うのでキーが合わないみたいで、
下手なカラオケ状態で必死に歌ってくれました。(笑)
当然僕達は、そんなキーで歌えるはずもなくオクターブ下でしょう。
特に男性の方は、女性に釣られそうになり音が取り難い。
こんなんで良いのでしょうか。
バッチリと決れば、それなりにスケール感も出て綺麗にまとまりそうな
アレンジですが、ダメだとグダグダになりそうな気配もします。
去年のあの難しい「orbis」が出来たんだから大丈夫かな?

これ以上はやってられないと、第九の練習に戻ります。
チョコチョコっと気になるポイントをおさらいしてから、
前方と後方の2つのグループに分けて歌の聞き比べをしました。
クラスの半分が、ステージに集まって唄います。
女性は下で、男性は人数が少ないのでステージ上です。
普段自分たちの歌を正面から聴くことはないので、こうやって聞く事は
初めてだし、どう聞こえているかがわかってとても良かったです。
人数としては、半分なので200人くらいと言ったところでしょうか。
それでも会場の大きさからすると迫力があります。
本番では、この50倍になるのだから想像がつかない。

有元先生が、テノールのソロパートを歌います。
途中、間が空くところはソプラノを歌いまたテノールへ。
本当に達者な先生です。バスからソプラノまで歌うのですから。
歌の無い部分は飛ばすと思いきや、ピアノの先生一人で演奏を続け、
テーマの「M」の前の戦いの部分などは大変な演奏でした。

初めて聴いた合唱でわかったことは、テノールのポイントとなる部分が
聞こえないことでした。
一番目立ったのが、フーガの入りの部分で、テノールが高音から入るところが
殆どわからない。
ベートーベンが、テノールを使ってアクセントをつけているのに、
そこの部分が弱いということでした。
CDなどで聴くプロの合唱では、当然その部分ははっきりと聞こえます。
しかし、アマチュアの僕たちにとって、スコーンと出さないといけない
高音と言うのはかなりきついんです。
しっかりと出ないなとは思っていましたが、ここまで弱いとは
思っていませんでした。

これを前方、後方と順番にやってレッスンは終了しました。

最後に事務局から先生たちに花束の贈呈。
有元先生からは、お返しというか、本番に向けての励ましの
歌を頂きました。
「オ・ソレ・ミーヨ」の独唱です。
生声で、体育館一杯に響く歌声は、流石だなと感激しましたね。

あと2週間。
頑張らねば!
posted by ツボ at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 1万人の第九 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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