「世界エイズデーTALK & LIVE 愛です!〜HIV/エイズを考えよう!〜」
12月1日の「世界エイズデー」を前に、大阪での単独イベントを
催したのです。
音楽を通じて広くみんなにHIVやエイズの事を知ってもらおう。
正しい知識を持ってもらおうという趣旨です。
FM大阪では、エイズ(AIDS)と言うと暗いイメージや悪いイメージになり、
何となく遠ざけてしまいがちになるので、アルファベットをもじって、
「AIDS」の「AI」を「愛」、「AIDS」の「DS」から「です」、つまり
「愛です!」と呼ぶようにして、みんなに愛を持って考えて欲しい、
知って欲しいという願いを込めました。
これは変にイメージを良くして、本当の怖さを隠してしまうと
いうのではなく、みんなの愛でエイズの事を理解し、予防や検査に
積極的に参加して欲しいと言う事です。
この趣旨に賛同したアーティストが、ミニライブをして
みんなに考える場所を提供したのです。
司会は、エイズや教育、エコ問題に取り組んでいるDJの山本シュウさん。
彼は、「We are 親戚!」と叫びながら若者を中心に様々な問題を
わかりやすく説明して、啓発活動を行っています。
教育現場では、レモンの被り物を被って「レモンさん」として
PTA会長を務めるなど、親しみ易くしつつも本気で取り組んでいます。
ライブは、デビューしたての沖縄のPENGIN、MEGARYU、
そして、このイベントのテーマ曲「手をつなごう」を歌っている
Metis(on the BAGDAD CAFE THE trench town)の3組。
トークショーには、医師や活動を行っている代表、コンドームのメーカー、
それに加えて安田大サーカスの3人が、HIV/エイズについて
様々な情報や意見を交わしてくれました。
みんな知っているようでよくわかっていないHIVやエイズ。
ちゃんとコンドームをつけてセックスをすることや、積極的に検査を受ける事。
簡単に出来る事が出来ていない現実。
各地でイベントが行われていますが、何故今年初めてこのような
イベントを大阪で開いたかと言うと、大阪の状況が悪いからです。
詳しい事は、長くなるので次回に書くことにします。
聞けば恐ろしいです。
どんなきっかけでも良いから、関心を持って、改めて考える事が必要です。
会場では、入場の時にコンドームがサンプリングとして配られました。
これは、決していい加減な気持ちやセックスを助長する物ではありません。
正しい、安全なセックスをして欲しいと言う事です。