出て来ています。
そんな折に、舗道の街路樹が丸刈りにされています。
常緑樹のヤマモモの木です。
ヤマモモはもうじき赤い実をつけて、それが舗道に落ちて
汚れるからでしょうか。
毎年舗道に落ちた実が潰れて、赤黒い跡が暫く残っていました。
それを汚いと文句を言われたのか、事前に刈り取ってしまおうと
思ったのかわかりませんが、今年は既に丸刈りで悲惨な姿に
なってしまっています。
かなり前から、落葉樹が夏に刈られていたのは見ていました。
夏の暑い時に、街路樹は日陰を作り、都会でのオアシス的な役割を
果たしていたのですが、秋になると葉っぱが落ちて掃除が
大変だという事で、早めに切ってしまおうという発想でしょう。
これも風情がないなと思っていましたが、掃除の労力を考えると
財政難の市としては仕方ない事かも知れません。
ヒートアイランドが問題となっている現代では、また前に戻って
夏場は葉っぱを残しておく事も必要になってきたかもしれません。
掃除の人を雇う事は、雇用問題にも良いのかもしれない。
その場合には、予算をどうするのか。
しかし、これくらいの予算は、全体の中から無駄使いを少し減らせば
簡単に捻出できるような気がします。
環境問題と雇用問題、そして街並みの形成を考えると、街路樹や
公園の緑を有効利用するほうが良いのではないでしょうか。