聴きに行って来ました。
ソロ活動を始めて少しずつ動き出しているという感じです。
バンド時代は、バックの激しい音の中で唄っていましたが、
ソロでは本来の小田さんの持つ優しさと言うか、柔らかさが
出ているように思えます。
アコースティックと聞いていましたが、アンプラグドではなく、
今のサポートメンバーでもある女性のギターで唄うと言う形でした。
フランの時と同様、薄暗い照明の中で、言葉を大切そうに唄う姿は
聴いている人たちをその世界へと導いて行きます。
特有のハスキーボイスが消えてしまうのではないかと言うくらいに、
そっと語りかけるような歌声。
それだからこそ、声を張り上げた時に伝わってくる物には
心に沁みて来る気がします。
ライブの後で、懐かしいフランのドラムとマネージャーとの
立ち話の中で、なにやらフランが動き出しそうな気配を感じました。
ドラムのテキサスは、明言を控えていましたが、その匂いを
プンプンとさせて笑っていました。
ソロ活動の中で得た物を、今度はフランボワズとしてどう表現してくれるのか、
それもまた楽しみなところです。