2009年06月09日

盲目のピアニスト国際ピアノ・コンクールで優勝

「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で
日本人の盲目のピアニスト辻井伸行さんが優勝した。

このコンクールは、冷戦時代にソ連(現:ロシア)で行われた
第1回大会で優勝したアメリカのピアニスト ヴァン・クライバーンを
祝して4年に1回テキサス州フォートワースで開かれている
超難関と言われているコンクールです。

日本人としては初めての優勝で、これまでの日本人最高位の
2位の記録を40年ぶりに更新したことになる。
しかも、辻井さんは生まれつきの全盲なので、その偉業は
想像をはるかに超える物でしょう。

盲人と言う事が先に出てしまうのは否めませんが、その実力は
目が見えるとか見えないとかまったく関係ないほどのものです。

楽譜を見る事も無いので、すべての音が彼の頭の中に記憶され、
指がその音を奏でるのです。
多分、名ピアニストと呼ばれる人は、楽譜はすべて頭の中に
入っているのでしょうが、演奏しながら視界の中に鍵盤は
時々入っているのではないでしょうか。
それすらも無いのですから、辻井さんの演奏がどれ程の感覚で
弾いているのか想像すら出来ません。

その演奏する姿は、喜びに満ち溢れ、ピアノと戯れているかの
ような感じです。
練習の時にも、辛いと思った事がないというから、ピアノが弾ける事が
彼にとってどれほどの希望と夢を与えていたのだろうか。

暫くは「盲目のピアニスト」という前置きが付いてしまうでしょうが、
その内にそんな物は関係なく、彼の演奏そのものが評価される
ようになる事でしょう。

まだ20歳と若いので、今後の活躍が楽しみです。
これからは、演奏に対して後から冠が付いてくる。
そんな活動に期待したいです。

辻井伸行さん、この度はおめでとうございました。


posted by ツボ at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽は楽しい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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