2009年08月04日

裁判員制度スタートで見えた問題点

日曜日のブログで

今の内に梅雨明け宣言をしたらどうか!

と、書いた翌日に、本当に関西と東海地方に梅雨明け宣言が出た。
ひょっとして、気象庁の人が読んだのだろうか?(笑)

そして、同じ日に

裁判員制度が始まって初の裁判が行われた。

みんなも関心を持っていたようで、傍聴希望者が殺到し、
かなりの倍率となったようだ。
マスコミも、報道合戦となり、裁判員の詳しいことは非公開と
なっているはずなのに、性別が漏れてきた。
酷いところになると、年代まで報道している物もあった。
これでは、裁判そのものではなく、裁判員にスポットが当たって
しまって、何か違うような気がする。

今回分かったのが、裁判員制度の運用のまずさだ。

昨年末に候補者に対して通知が届き、拒否が出来る人の認定までは
問題なかったと思うのだが、最終的に裁判員を決めるのが、
当日になってからだというのはおかしいのではないか。

今回の裁判では、呼出し状を送った73人の内47人が選任手続きに訪れ、
6人が裁判員に、3人が補充裁判員に選ばれた。
残りの38人は選ばれなかった時点でお役御免である。

裁判は、その当日からいきなり始まって4日間行われる。
つまり、選任手続きに来る時には4日間休む覚悟で来なければならない。
子供を預けてきたとか、会社を休んできたとか、それぞれの都合を
付けてこなければならないのだ。

そして、事件の内容を知るのもこの時になってから。
いきなり説明を受けて、資料を見て、すぐに決めなければならない。

資料やプレゼンによって、かなり方向が誘導されてしまうのではと懸念する。

選任手続きは、もう少し早く出来ない物か?
先に決めておいて、当日になってどたきゃんされないようにかも
しれないが、無駄に予定を変更したり、休みを取らねばばならないのは
おかしくないか。
その為に補充裁判員を入れているのではないのか。
事前に聞けておけば、余計な調整もしないで済むし、選ばれた人も
それなりの覚悟で当日裁判に望めると思うのだが。

他人に漏らしてはいけないと言うのは、少し緩和されて公にしなければ
最低限の話が出来るようになったのは良いのだが、それでも
一般の人にとって一生話すなと言うのはかなりの負担となる。
同時に、遺体の写真や、犯行の様子を聞かされることは、
トラウマにもなりかねることで、今後問題になることは間違いない。

また少しずつ制度の見直しがされてくるだろうが、シミュレーションが
まだまだ不足していたと言う事が露呈してしまった。

そもそも、諸外国の陪審員制度と違い量刑を決めることは、
まだ日本では早すぎる気がする。
もう少し国民が裁判について学び、浸透してからでも良かったのでは
ないだろうか。

凶悪犯罪のみとしているところも、何故なのかよく理解できない。
何か流れで一気に進めてしまったような気がしてならない。

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posted by ツボ at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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