終わりを告げたことになる。
これまでの自民党の政策に嫌気が差した国民の声が後押しをした形だ。
これからの民主党政権でどう変わって行くのか、長い目で見て
行かなければならないのだが、少し疑問に思う事がある。
それは、組閣人事の問題だ。
民主党もこれまでの自民党と同じく、過半数を維持したい為に
社民党・国民新党と連立を組んだ。
この気持ちは分からないではないが、各大臣の割り当てには
いささか疑問がある。
連立を維持し、協力関係を作りたいからと言って、社民党・国民新党からも
大臣に据えるのはどうした物だろうか。
例えば、この2党が数としても多いのならまだ仕方が無いだろうが、
民主党と比べればはるかに少ない比率となる。
そこに対して大臣のポストを割り当てる必要があるのだろうか。
更に言えば、国民が票を入れたのは民主党にであって、
社民党・国民新党に入れたのではないはずだ。
大臣ポストは、政策を進める上で非常に大切な役割で、
考え方の違う当の人間が行うのはおかしいのではないだろうか。
話し合いをして練って行くことは必要だろうが、それならば
大臣でなくても良いはず。
同じ意見と言うのであれば、わざわざ違う党を作る必要も無く、
民主党に入れば良いのだ。
もともと違うマニュフェストを掲げているのだから、考え方が
違って当然である。
どうもそこのところは納得が行かない。
民主党の独裁にならないようにと言う事はあるかもしれないが、
大臣だけは民主党で固めるべきではないだろうか。
逆の発送をすれば、いっそのこと自民党からも入れても
良いのではないか。
与党・野党と言う枠を取っ払って、この国の為になるという人を
入閣させるのが本当なのかも知れない。
今は、与党だ、野党だということに囚われている場合ではないと思う。
一致団結して、政治をやってもらいたいと切に願う。


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