4月にプラハで行った「核兵器の無い世界」へ向けての宣言や、
9月の国連での採択を取った議長としての期待を込めたものだと思われる。
このオバマ大統領の受賞について、まだ何も結果が出ていないので
早すぎるのではないかと言う声も上がってる。
実際に、大国の核兵器の破棄が行われる保証もないし、
いつまでにやろうとしているのかと言うスケジュールもはっきりしていない。
ただ、これまで何となくお茶を濁して来たアメリカが、
積極的に取り組もうとする姿は見えるような気がする。
CHANGE!
この言葉をスローガンとして掲げてきたオバマ大統領だから、
これまでとは違うアメリカの形を作ってくれると言う期待が大きい。
結果をすぐに求めるのではなく、動き出す姿を見つめる。
みんなもそれに力を貸して、協力する。
一番変わらなければならないのは、一人一人の心かもしれない。
今回のノーベル平和賞は、その変化への期待と啓発なのではないだろうか。
先行投資としての受賞なのだと思う。
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