普天間基地の一部を関西国際空港で受入れる事も有りうると
言う考えを表明した。
国からの要請があればと言うことだが、かなり前向きな意見だ。
その後今日になって、「自治体の長が言う事ではなく、答えるべき
ことではなかった。」と、少しトーンダウンした。
しかし、行き詰まっている普天間基地問題に、一つの方向性を
示した事は評価できる。
沖縄の負担を軽減するためには、日本全体で行うべきで、
その口火を切った発言は、これからあちらこちらに波紋を呼ぶだろう。
こういった議論が、積極的に行われる事が一番大切な事で、
今までは触らぬように、そっとしていたのが実情だろう。
橋下知事の考えには、大阪府の借金問題や不況の事も入って
いるのかもしれない。
航空会社離れが深刻な悩みとなっている関空の有効利用にもなるし、
関空を当てにして開発を行った泉佐野や泉大津の活性化になるかも知れない。
伊丹と関空の利用もはっきり方向が決らない事もあるかも知れない。
勿論、地元の人たちの意見もちゃんと聞いた上で、進めて行かなければ
ならないことだが、一度議論に上げてみる事は必要だと思う。
遠く離れた大阪に住む僕が言えることではないだろうが、
橋下知事のこういった考えは素晴らしい発想だと思う。
沖縄の負担軽減には、やはり本土の方からも手を差し延べるべきだろう。
米軍もあまり小さくバラバラにされては困るだろうが、
受入れれるところが沢山名乗りを上げる事を期待したいものだ。
これから後は、国が普天間基地をどうしたいのかを示す番となった。
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橋下知事の発言は、時には(・−・)・・・ん?ってことも
ありますが、これは勇気のある発言だと思いますね。
それと同時に、沖縄の県民にとっては嬉しい発言だったでしょう。
どうなるのかはこれからの問題ですが、停滞していた基地問題を
動かす力となるかもしれないです。