朝から晴れ渡り、雲一つ無いまさに日本晴れ。
晴々しい気持ちで向かいました。
約一年、手塩に掛けた子供を送り出す感じです。
引渡しの書類を渡し、簡単な使用説明や注意事項を話して、
引渡しの儀式は終りました。
収納の棚板のセットがまだ出来ていなかったので、レールに
ダボを差し込んでは棚板をセットしました。
あらかじめある程度入れておかないと、引越しをした時に
物が入れにくいんです。
そこからの調整は、物に合わせて行えば良いのですが、
一から入れながら納めて行くのは、手間が掛かりますからね。
午後にガスの開栓があるという事で、それに合わせて設置も完了しました。
セッティングも終わり、もう僕のする事もなくなり、これで本当に
引渡しとなりました。
今まで使ってきた工事用の鍵を無効にする為に、本当の鍵を入れて
廻します。
これで工事用の鍵は使えなくなります。
今は、防犯面でも安心できるようになっています。
最後にお施主さんと記念撮影をして、お別れとなりました。
大きな問題もなく無事に育ってくれた子供を、可愛がってくれる
人のところへ、渡す事が出来て良かったです。
お施主さんも喜んでくれていたのが、僕にとっては最高の
喜びとなります。
僕は、キャンバスの下地を作ったところまでで、これに絵筆を入れて
絵を描き、色を付けるのはお施主さんです。
どんな絵が描かれるのか楽しみにしています。
僕も親として、ずっとこれからも見守って行こうと思います。
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