当初マネージャーに対して暴力を振るったとしていたのが、
後になって一般市民だったとわかり、一気に話は深刻になった。
これまでも、いろいろと問題を起こし、次に問題を起こしたら
引退勧告が出されるかもしれないと言われていた。
そこに、今回の問題が起きたのだから、流石の相撲協会も
どう言う判断をするのか注目されていた。
引退勧告を出されると、事実上のクビとなるので、その前に
自ら引退の道を選んだのが、朝青龍にとって最後のプライド
だったのかも知れない。
素行は問題があっても、相撲は強かった。
同じモンゴル出身の白鵬も頑張っているが、朝青龍にはまだ
及ばない感じだ。
記録としても、優勝回数25回で歴代3位となるなど、今後の活躍にも
期待されていただけに、相撲界にとっては大きな痛手となるだろう。
いろいろといわれる反面、そのパフォーマンスは人気があり、
朝青龍が見たくて場所に来る人も少なくなかった。
朝青龍の素行については、本人の問題は当然ながら、親方や
協会の責任も小さくない。
ここまで自由奔放にしてしまったのは、この両者の責任と言えるだろう。
丁度、貴乃花親方が理事に就任して、相撲界がどう変るのかと
期待されている時なので、この問題を終ったものとせず、
今後に活かすように考えて行って欲しいものだ。
外国人力士がどうのと言う以前に、日本人力士を育てる事も
合わせて進めて行って欲しい。
相撲の面白さ、楽しさをもっと広めて行く事が、これからの
相撲界の進む道なのだから。
いろいろあったとは言え、惜しい横綱を失ったのだから、
今こそ真剣に取り組んでいかなければ行けないだろう。
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