上村愛子が4位、村田愛里咲が8位と日本人二人が入賞した。
競技が行われるか心配されていたが、雨の降る中予選が行われ、
日本の4選手が全員揃って決勝へ進出した。
モーグルやハーフパイプなどは、決勝が夜になり、照明をつけて行われる。
太陽の元で滑るのとは、だいぶ違うのだろうと思うが、
それはみんな同じなので同条件だ。
今回は、雪不足から雨となって、雪質が日本人には有利かとも
言われていた。
上村選手の武器といわれるカービングターンも、研究されて
対抗策も練られていたようだ。
早いといわれていた上村選手を凌ぐ選手が沢山いた。
結果的にスピードでは4位のようだ。
逆に、以前得意としていたようにエアーのポイントでは2位だった。
ターンポイントは、セカンドエアの着地の時に少し流れたり
したのが響いたのか5位の成績。
一発勝負の戦いなので、少しのミスがメダルに届かなかった。
決勝の時には、雨だけではなく霧も少し出てきて、おまけに風が強かった。
勝負を掛けて挑んだ選手が何人も転倒してしまった。
後のインタビューで「悔しいけど満足している」と語った上村選手。
「何で一段一段なんでしょう」と苦笑するように、長野では7位、
ソルトレイクで6位、トリノで5位、そして今回のバンクーバーで4位と
着実に順位を一つずつ上げている。
だとすれば次は3位、銅メダルなのかと思ってしまうほどだ。
メダルは逃したものの、挑戦し続けた姿に拍手を送りたい。
そして、その他の3選手もよく頑張ったと思う。
この活躍は後の競技にも力を与えてくれたのではないだろうか。
出来る事なら、雪がしっかりあって、青空の下で全員を気持ち良く
滑らせてあげたかったですね。
これが野外競技の難しいところでしょう。
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