1:0で勝ち、初戦で勝ち点3を取った。
本大会前の親善試合であまり良い結果が残せないまま臨んだ
第1戦の相手はカメルーン。
決勝トーナメントに残るには、グループEで2位までに入らなければならない。
その為には、カメルーン戦で最低でも引き分けたかった。
それが予想を上回る勝利で、勝ち点3をもぎ取った。
試合開始直後は、両チーム共に慎重な立ち上がりで、カメルーンの監督は
かなり苛立っていた程だ。
日本は、相手の様子見といった感じでもあったが、相変わらず
攻めあぐねており、あまりチャンスも無いように思えた。
それが、前半39分に本田がシュートを決め、一気にムードが変わった。
カメルーンの攻撃を守りきった日本のディフェンダー陣。
いつもなら前線に乗り込んで行く闘莉王が、いないんじゃないかと
思うほど守備に徹していた。
(これは2試合続けてのオウンゴールの為かもしれないが)
中村俊介も出場機会が無かった。
徹底した岡田監督の考えだったのだろうか。
勝因の一つとして、昨日の日本代表は集中して、みんなが一つに
なって戦っていた感じがした。
後半の残り10分くらいから急に体力が落ちて失点してしまうことも無かった。
事実、時間の無くなって来たカメルーンのパワープレーにも耐え、
危なげないくらいに最後まで1点を守り抜いた。
正直言って、今回の大会では決勝トーナメント行きはまったく
期待していなかった。
と言うよりも無理だと思った。
昨日の試合を見ていると、ひょっとしたらと言う期待を
呼び戻してくれるくらい、久しぶりに見る締まった試合だった。
この試合の前に行われたオランダvsデンマークは、予想通りに
オランダが2:0で勝った。
1点はデンマークのオウンゴールだったけど、その圧倒的な攻撃力や
多彩な攻撃プレーは抜けている。
しかも主力のロッペンが抜けていてこれだ。
そのロッペンは日本戦から復帰すると思われているから大変だ。
オランダに負けたとは言え、デンマークも見ていて素晴らしいチームで、
勝ち点3を取ったと言っても、まったく楽な展開ではないことがわかる。
次の第2戦の勝敗によって、それぞれの方向が見えてくる。
日本はオランダに対して引分けに持込めればベストだが、
負ける場合でも失点を最小限にしないといけない。
守備が弱いと言われているオランダから得点できるか。
それが今後の行方を大きく左右することは間違いない。
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