日本は3-1でデンマークを降して予選を突破。決勝トーナメントに
進出が決まった。
勝たないと予選リーグ敗退となるデンマークは、開始直後から
攻撃を仕掛け、日本はボールを取ってもすぐに奪われてしまうと言う
厳しい展開だった。
デンマークの攻撃をじっと耐えていた日本は、前半17分に
本田のフリーキックで先取点を奪った。
ゴールキーパーが触れることも出来ないほどの綺麗なシュートで、
日本に勢いをつけた感じだ。
その後も30分に、またもフリーキックを得た日本は、遠藤の
芸術的とも言える見事なフリーキックで2点差とした。
この時点で、デンマークは3点取らないといけなくなり、
かなり苦しい状況になった。
前半をそのまま抑えて終了。
後半のデンマークは、焦りからか前半ほどボールをキープ出来なくなり、
日本のペースになっていった。
デンマークの選手も、動きが悪くなり、精神的なダメージを感じさせる。
パワープレーで猛攻を加えるデンマークと、必死に耐える日本。
守り続けていると、ちょっとした動きでほころびも出てしまう。
終盤の後半35分に、デンマークにペナルティーキックを与えてしまった。
キーパーの川島は、このPKを弾いたものの、弾いた場所が悪く、
そのまま走り込んで来た選手にゴールを決められてしまい、
2-1と1点差に迫られた。
しかし、今日の日本は慌てることなく、それまでのプレーを続け、
逆に42分に駄目押しとなる3点目を決めた。
この時間帯から、3点取ることは不可能だと感じるのに時間は
かからなかった。
日本選手は伸び伸びとプレーを続け、集中を切らすことは無かった。
本当に日本のチームは、どんどん強くなっていった。
大会前の様子とは人が違うのではないかと思うほどだ。
日韓大会以来の決勝トーナメント進出。
あの時以上に今回の決勝トーナメント進出は意義がある。
次の対戦相手はパラグアイで、これまた大変な相手だが、
今の日本なら互角に戦えるのではないかと思わせる。
「目標はベスト4」
こう言っていた岡田監督の言葉が、夢物語ではない気がしてくる。
目標は高く持っていた方が良い。
イメージトレーニングだったとしても、今選手の心には
ぼんやりと姿が見えてきたのではないだろうか。
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