目白押しとなってきました。
いきなり最初から好カードで、ブラジルvsオランダでした。
前半は、殆どブラジルのペースで何回となくオランダのゴールを
脅かし続けていました。
そして、ついに前半10分にあっさり縦パスを通され、ロビーニュに
ゴールを決められた。
その後もブラジルの猛攻は続き、オランダはチャンスらしい
チャンスは作れず、とてもシュートまで持って行けないくらいに
押されっぱなしだった。
あれ程簡単にゴールは決まるものなのかと思うくらい、
ブラジルの攻撃がオランダを圧倒していた。
なんとかブラジルの攻撃を1点で食い止めて前半を終了した。
ところが後半になると様子が一転した。
どうしても点を入れないといけなくなったオランダが積極的に攻め、
後半8分にオランダのクロスに反応したブラジルのキーパーと
ディフェンダーが重なってしまい、オウンゴールとなったのだ。
同点としたオランダは尚も攻撃の姿勢を崩さず、23分には
決勝となる逆転ゴールを決めた。
もうこの時にはブラジル選手の動きがおかしくなっており、
前半とはまったく違うように見えた。
正直前半が終わったときには、後1点ブラジルが取れば当然勝ちだが、
オランダは1点取ることも難しそう、2点取るなど無理に思えた。
こんなに一瞬で様子が変わってしまうワールドカップは、
面白くもあり、非常に恐ろしいと思った。
焦りが見えるブラジルは、ボールを奪いに行って倒した相手を、
更に踏みつけると言う行為をして一発退場までやってしまった。
その後もペースを取り戻せないブラジルは、もはやオランダの敵ではなくなった。
オランダは、守備に回るのではなく、最後まで攻撃の姿勢を
取っていた事も良かったのではないだろうか。
一瞬の心の油断なのか、開き直りなのかわからないが、
本当に怖い試合を見たものだ。
だから面白いのだけど。


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