ドイツvsスペイン。
これまで調子が出切っていなかったスペインだが、少しずつ
調子を上げてきていた。
ドイツは、これまでと違ってかなり慎重な立ち上がりで、
スペインのパス廻しの上手さが目立った。
前半は、殆どドイツらしい攻撃は無く、シュートも僅かに2本だけ。
一方スペインは、自由自在にパスを廻してドイツ陣内に攻め込んでは
シュートを放つ。
ドイツのディフェンスも頑張って、スペインにチャンスを与えない
ものの、これだけ攻め込まれるとシュート機会は出てくる。
何回かヒヤッとしたこともあるが、何とか0:0で前半を終わった。
後半に入ってもスペインの攻撃は収まらず、ドイツは苦しんでいた。
そして、ついに均衡が破れた。
後半28分、スペインに待望の1点が入った。
見事なヘディングシュートだった。
攻めるしかなくなったドイツは、攻撃を仕掛けるもスペインの
ディフェンスに阻まれて、得点が挙げれない。
惜しいシュートもあったのだが、それはオランダも同じ。
お互いに一歩も退かない試合展開のまま時間は過ぎて行き、
最少得点の1:0でスペインが勝った。
ドイツは4得点を挙げているMFのミュラーが試合に出れなかったことも
響いていると思うが、全体的に慎重すぎて攻めに切り替えれ
なかったような印象だった。
スペインは、これがワールドカップで初めての決勝進出だというから驚きだ。
あのスペインがこれまで優勝はおろか、決勝にも出たことが
ないというのは、それだけワールドカップが大変な戦いなんだと
改めて知った。
決勝の相手、オランダも32年ぶりの決勝となるが、優勝経験は無い。
どちらが勝っても初優勝となる。
個人的には、どちらも好きなチームですが、順位をつければ
オランダを応援するでしょう。
いずれにしても、目の離せない試合になることは必死です。
3位決定戦のドイツにも、もう一度頑張って欲しいと思います。


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