2010年07月28日

ワールドカップ 決勝は延長の末にスペインが初優勝

いまさら何を書くのかと怒られそうですが、丁度決勝戦の時から
ブログの更新が出来なくて、その後は機会を逸した為に
書けなくなったまま時間が過ぎてしまいました。
でも、それまで書いておきながら最後の決勝戦を書かないのも
中途半端になってしまうので、けじめとして記事を書くことにしました。

ワールドカップ決勝は、勢いに乗るオランダか、調子を上げて来た
スペインかと言う戦いでした。
これまで決勝戦で涙を呑んで来たオランダの雪辱なるか。
イメージと違って初めてとなる決勝戦をスペインが物にするのか。
どちらが勝っても初優勝と言うことになります。

試合は、パスサッカーでボールを支配するスペインの方が
優位に進めるものの、オランダの堅い守備に阻まれて得点できません。
オランダもボールを奪うものの、なかなか前線まで攻め入ることが
出来ないでいる。

両チームの苛立ちからか、主審が厳しいのか、やたらとイエローカードが
出まくって、退場者が出るのではないかとヒヤヒヤです。
前半だけで5枚のカードが出ました。

後半に入っても様子は変わらず、五分と五分のぶつかり合い。
イエローカードも4枚も出ました。
本当によく退場者が出なかった物だと感心します。
1枚もらった選手は、2枚目をもらわないように控えめになってしまいます。
それが攻守の勢いをそいでしまった面もあるかもしれませんが、
前半と同じくゴールには至らず、0:0のまま延長戦へと
流れ込んでいきました。

延長に入っても、試合は動かず15分が過ぎて行きました。

延長戦の後半、このまま引分けでPK戦での決着になるかと思いました。
とにかく1点が取りたい。
ボールを支配されているオランダの焦りか、ついに2枚目の
カードをもらって退場者が出ました。
人数で1人少なくなったオランダは立て続けにまたカードをもらい、
益々苦しくなってきました。

そしてついに、延長の後半11分にスペインのシュートが
オランダのゴールネットを揺らしました。

残り時間が少なくなったところでの、この1点の重みは相当な物です。

ゴールに抗議したオランダに1枚。
ゴールの後にユニフォームを脱いだスペインに1枚。
イエローカードは何枚出たのかわからないほど。

もう攻撃するしかなくなったオランダの怒涛の攻撃が始まりましたが、
時既に遅くスペインのゴールネットを揺らすことは出来ませんでした。

辛抱強く守り抜いてきたオランダでしたが、ボールを支配し続けた
スペインに勝利の女神は微笑んだのです。
ボールを奪ってから、相手のゴールまでの距離が長かったのが、
チャンスを逃す結果となったのかもしれません。

それにしても、終盤の試合は、本当に良い試合が多く、
これがワールドカップだと改めて感じさせられる物ばかりでした。

中継の無かった3位決定戦でも、ドイツとウルグアイが死闘を繰り広げて
いたようです。
先攻したドイツにウルグアイが追付き、前半は1:1。
後半逆転したウルグアイにドイツが追付き、終了間際に
ドイツが再逆転して3:2で逃げ切ったようです。

こういう試合を見ると、ヨーロッパでは普段のシーズンから
こんなレベルの試合が見れるのだなと羨ましくなります。

ベスト4に残ったチームは、どこも差が無いくらいに素晴らしかったと思います。
健闘を称えつつ、ワールドカップの記事を終わりたいと思います。

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posted by ツボ at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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