以前から9月一杯で終わってしまいそうだと噂はあったが、
やばそうだと言われた途端に、打ち切りが発表された。
これは、これまでのペースで考えていた場合、9月中頃かと
想定していた物が、消費者がいきなり駆け込みした為に、
予想以上のペースで予算が底をついてしまった。
結局、手続きには数日掛かっているので、さかのぼって
終わっていた事が判明したから更に大変だろう。
販売店やディーラーの中には、補助金の文を値引きする事も
検討しているようで、本当に景気対策になっているのかどうかと
言うこともなってくる。
もちろん、この補助金は景気対策と同時に地球温暖化防止も
大きな目的なのだが、そこの所はトータルとして若干疑問の残る部分もある。
予算は大切なのだが、それを当てにして購入を考えた人にとっては
ちょっと痛手だっただろう。
補助金をもらえるとしても、実際に出て行くお金は結構な物だ。
それならもう少し後でと考えていた人も沢山いたのではないだろうか。
政府としても、ある程度見通しを立てて、そこから溢れる物も多少考慮して
対策を取れなかったのだろうか。
国の予算はそんなに簡単な物ではないのはわかっているが、
予算を大幅にオーバーした公共事業は過去にも幾つもあったはずなのだが。
無くなりそうだと報道された次の日に、いきなり終わったと言われても、
どうする事も出来ない。
今はまだ継続されているエコ家電のエコポイント制度も、
同じような事にはならないだろうか。
それにしても驚いたのは、その微妙なお得感でこれ程までの人が
動くものなのか。
毎日の申請の金額を考えると、凄い人数が申請している事になる。
不景気だと言われている中で、お得となれば結構お金は動く物なんですね。
本当のところはどうなんだ?
無駄を削減しているだけなのか?
ひょっとしたら、何かのきっかけがあれば、何かそんな気運になれば
景気は動き出す物なのか?
いろいろと考えてしまう出来事でした。
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資源の浪費にもなったと思う。あと数年すればもっとエコな車が出現するかも知れない。
経済対策なら企業減税などの成長戦略が必要であるが、社会主義バラマキ民主党には期待できない。
CO2削減のためなら、高速道路無料化(税金による運営)の廃止及び自家用車から公共交通機関へのモーダルシフトが必要と思われる。
エコカー自体は、過去の自動車に比べて環境には良い物だと思います。
ただ、まだ十分走れる車を廃車にする事や新しい車を作る為のエネルギー消費が環境に良いのかは疑問の残るところですね。
そのプラスとマイナスがどっちに振れているのか、政府としては正確に把握して公表して欲しいと思います。
仰るように、社会全体のシステムを変換する時期に来ているのではないでしょうか。