2010年09月14日

柔道 世界選手権で日本選手大活躍

昨日まで行われていた柔道世界選手権東京大会で、日本選手は
金メダル10個を含む、メダル総数23個と大活躍をした。

この結果には、喜び以上に驚きでもあった。
柔道にも、ホームやアウェーといったものがあるのかと思うほどだ。

お家芸と言われながら、まったく勝てなかった時もあれば、
今大会のように殆どの階級で決勝戦に進出し、メダルを取るなど
考えられないような大躍進である。

去年の世界選手権では、男子は金メダルを一つも取れなかったので、
その雪辱だと言うのだが、一年でこんなにも変わる物なのか。

ベテランと若手の新旧交代のようなところも見受けられた。
まだまだ、今大会だけでは決め付けられないが、若手が伸びて
きている事は、日本柔道にとっては嬉しい事だろう。

女子では、杉本美香選手が78キロ超級と無差別級の2階級制覇と言う
快挙まで果たした。
男子でも、補欠的な扱いだった上川大樹選手が無差別級を
制するなど、一番強いとされる階級を独占した事は凄い事だ。

ルールの改正もあり、日本には不利と見られていたが、
結果的には試合が積極的になって、全体として良かったのでは
ないだろうか。

ポイント争いでは無く、柔道本来の技で勝負する試合は、
見ている方としても面白い。
勝敗もわかりやすくなっている。

スポーツのルール変更は、どこにとって有利だとか不利だとかではなく、
そのスポーツが良くなる為に行う事が必要だ。
柔道は、その点では方向を誤らず、きちんと将来の姿を見据えて
いる感じがする。

いろいろと問題を抱えている相撲界も、良い形での変革を
していって、国技とは良いながらも世界に広まる競技には
なれない物だろうか。
柔道を見ながら、ついつい考えてしまった。

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posted by ツボ at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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