可能性のある微粒子が発見されたようだ。
帰還当時は、小惑星『イトカワ』からの物質採取は失敗したと
見られていたが、その後の調査で地球外物質と見られる微粒子が
数十個見つかった。
これは、光学顕微鏡では見つけられなかったものを、電子顕微鏡を
使って分析してわかったようです。
でも、その大きさは0.0001ミリメートル前後の微粒子だと言うから、
我々の考える範囲をはるかに超えています。
既に地球の物質、特に『はたぶさ』が係わる場所の物質については
調べられており、それらの物とは違う物が発見されたという事になります。
でも、地球上にはいろいろな物があり、それらをすべて把握している
ことになるのでしょうか。
どこが地球上の物質と違うのか。
たぶん説明されても、まったくわからない次元の話でしょう。
まだ、これが地球外物質だと決まったわけではないですが、
もしそうであれば、宇宙誕生の神秘に一歩近づくことになります。
とてもロマンがある話ですよね。
今度は、もう少し原始的な惑星に行って、そこの物質を持って帰ろうと言う
『はやぶさ2』の計画が有りますが、これは事業仕分けによって
予算を削られてしまっています。
日本だけではなく、世界各国の共同開発で何とかならない物でしょうか。
『はやぶさ』が持ち帰った微粒子が、地球外物質だったと言う
発表を待ちたいと思います。


ブログのトップページへ
宇宙開発の予算を大幅に削った腐敗・民主党には、夢も希望も持てない。
子ども手当などの税金のバラマキの10%でも充てれば十分の科学技術予算が得られる。
それはバラマキではなく、日本の将来に対する良き投資となる。
「はやぶさ」のカプセルから地球外物質の可能性が出てきた事は、
本当に良かったです。
科学技術予算も、こう言う事があると見直される事もあると思います。
仰るように、物によって金額と対効果は違うので、
そこのところの調整は大切なことだと思いますね。