準決勝の日韓戦は、予想通りと言うか、激しいものとなりました。
対戦成績では大きくリードされているものの、近年では
かなり拮抗して来た日本は、ここまでの調子の良さを見せて、
韓国と互角に戦っていた。
なかなかチャンスがつかめない両者だったが、前半23分に
韓国にPKを与えてしまい、先取点を許した。
ここでひるんでしまわないのが今回の日本。
前半36分に、前田が長友からのパスを押し込んで同点とした。
前半を1:1の同点で折り返した日本は、後半に入るとやや動きが悪くなり、
日程的に疲れの残る韓国の方が押し気味となった。
やはり韓国の体力は凄いなと思わせる。
このままだと延長戦もあると言うことで、選手の交代を
控えている感じもした。
90分戦っても決着がつかず、試合は延長戦となった。
韓国は、前の試合でも延長戦を戦っており、相当疲れているはずだが、
日本の選手の方が、動きは悪くなっていた。
少ないチャンスを生かして攻め込み、延長前半6分に、岡崎が
韓国のペナルティーエリア付近で倒され、審判はPKを宣告した。
スローで見直してもかなり微妙な判定だった。
これを本田がまたしてもゴールの真ん中に蹴り込み、キーパーにはじかれた。
そこへ細貝が突っ込んでゴールしたので事なきを得たが、
今大会での本田のシュートは、やはりボールと合わないのか、
やや精彩を欠いているような気がする。
韓国をリードした日本は、守りに入ることなくもう1点取りに
行きたかっただろうが、そう上手く行かないのが韓国だ。
前半をリードで折り返した日本は、延長後半になると守りに入り、
韓国の猛攻撃に耐える時間となった。
ボールを奪っても相手陣内には殆ど人がいないために攻撃には
移ることだ難しい。
それでも終盤の12分頃には、本田、岡崎、長友でボールを繋ぎ、
韓国陣内の深い位置で時間を稼いでいた。
あと数分と思ったときに、ボールを奪われ、人が多くごちゃごちゃして
しまっている日本のペナルティーエリアから、韓国が押し込み
またしても同点となった。
延長戦も同点のまま終わり、ついにPK戦になってしまった。
先行の日本は、先程PKを決めれなかった本多が一番手。
後でプレッシャーがかかった状態よりも、ここで外したら、
仕方がないというザック監督の考えだろうか。
本田ならやってくれると信じて送り出した。
本田は見事に決めて日本先行。
次の韓国のPKを、キーパー川島がファインセーブして、
韓国にプレッシャーをかけた。
日本は二人目の岡崎も決めて更にプレッシャーをかける。
韓国は二人目もセーブして2-0で日本が断然有利となった。
日本の三人目、長友は力んだのか外してしまうが、韓国の
三人目までが外してしまい、日本がリーチとなった。
PK戦は、まず5人が蹴るので、ここまで3人づつで2-0で日本がリード。
次に日本が決めると3本目となり、韓国の残り二人では追い付けなくなる為に、
日本の勝ちとなるのです。
日本の四人目の今野が落ち着いて決め、その瞬間に日本が
3-0で韓国を破った。
まさに死闘だった。
韓国の選手はがっくりと肩を落としたが、すぐに日本の勝利を
称えるなど、スポーツマンシップを見せてくれた。
実質この試合が決勝戦だといっても過言でないような戦いだった。
これで日本は決勝戦に進み、オーストラリアと戦うことになった。
韓国は、ウズベキスタンと3位決定戦に望む。
日本の優勝と韓国の3位が理想的ですね。
試合毎に良くなっているザック・ジャパンに期待が高まって行きますね。
不敗神話を作っちゃいましょう。
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とても興奮して、
しばらく寝れませんでした。
試合後の本田選手のインタビューで、
顔色がとても悪かったのが、かなり気になります・・・
それと香川選手の骨折!
決勝に出場できない本人はとても残念でしょう・・・
とにかくここまできたら優勝してほしいものです!!
香川選手の骨折は痛いですけど、他にも良い選手が沢山いるので
代わりに活躍してくれると期待して見てみましょう。
今の日本なら、きっと優勝してくれるでしょう。