全国の稲荷神社の総本山となる伏見稲荷大社。
その初午とあって、今年最初のお参りに行きました。
以前は、違う時に行っていたのですが、初午が縁起が良さそうなので
数年前から初午の日にお参りすることにしました。
今年は、伏見のこの地に御鎮座されてから1300年と言う
大きな区切りの年なので、参拝客も例年より多く、本殿での
ご祈祷待ちの列が長く続いていました。
入り口付近には、「御鎮座1300年」ののぼりもありました。
いつもならちょっと待てばスグに拝めるのですが、今日は
暫く並んで順番が来るのを待たなければいけませんでした。
賽銭を入れて、鈴を鳴らして、2礼2拝1礼。
欲張らずに、今年もお参り出来た事に感謝。
今年一年も一生懸命頑張ることを誓いました。
この後、末社を順番に拝んでから、いよいよ奥の山へと入って行きます。
よくテレビなどでも紹介される「千本鳥居」のあるところです。
でも、千本鳥居はすぐにあるもので、実はそこから先が長いんです。
千本鳥居を抜けると、石段が続き、どんどん山の中へと入って行きます。
暫く行くと、お茶屋さんのあるところに着き、ここが最初の
大きな社となります。
更に進むと眼下に伏見の町が一望できる場所に着きます。
ここで先に進むか、戻るかの分かれ道となります。
この先は、かなりきつい坂道。(ここまでもきびしいですが)
ぐるっと輪になっており、行程は30分と書かれています。
ここまで来たのだから、僕は当然進みます。
ところどころにあるお社を拝みながら、回りきって、元来た道を
戻って行きます。
僕は、歩くスピードは結構速い方ですが、この山の中へのお参りに
約1時間半くらいかかっていたようです。
お参りの時間はあったとしても、90分くらい歩き続けでした。
でも、大変ながら、歩いている間も、終わってからも気持ちの良い
疲れのようなものがあります。
やはり日本人なのです。
神聖な気持ちになり、日常の事は忘れて、ただひたすら
お参りを続ける。
帰ってくると、大切にしている社に、無事にお参りが出来たことの
お礼を言いながら、もう一度お参りをします。
今年は人が多かったので、神社の人も手が廻らなかったのか、
行く時に僕がお供えした杯のお酒がまだ残っていました。
いつもならささっと片付けられてしまうのです。
お参りを終えてから、御札と「しるしの杉」を買って帰りました。
今年一年も、良い仕事が出来るように頑張ります。
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