発生してきました。
その経験の中から、救援物資についてもわかってきたことがあります。
阪神大震災の時には、とにかく被災地に向けて物資を送ると言う
ことが必要だと考えられていました。
今回の東日本大地震では、早くから救援物資について送るのを
統制したり、控えるようにと言われています。
それはどう言う事かと言うと、何でもかんでも送りつけると、
それの整理に人員が必要になったり、結果的に処分せざるを得ない
ゴミとなってしまうものもあると言うことが一因です。
例えば衣類では、男女の別、サイズわけなど、配る前に整理
しなければいけません。
避難所に何がどれだけ必要なのか、それを把握した上で
要望に応じたものを届けなければ意味がありません。
送る時に、サイズなどを明記した形で、分類をした状態で
送ることが大切です。
今は、各行政単位で、情報を整理してから、必要な物を
要求して届けてもらうようになっています。
自衛隊が被災地への物資の輸送を一元管理するようにしたのは
良い判断だと思います。
しかし、それでもまったく救援物資が届いていない場所も有るようで、
ツイッターやテレビやラジオなどのメディアを通じて、
やっとわかると言うこともあるようです。
ネット時代だからこそ出来る連絡方法があります。
それを良い形で使えることが、時代を反映したメッセージの発信でしょう。
僕も出来ることを探して、少しでも協力できるようにしたいと考えています。
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阪神大震災の教訓は生かされているのだと感じていますが、あまりの被害地域の惨状とその範囲の広さに、中々進まない状況がもどかしくもあります。
ネットやメールが浸透した現代で、それらが混乱を招くのではなく、良い方法へ、手段として利用されることを願っています。
コメントありがとうございます。
今回の地震は、被災した地域があまりにも広いと言うのが
情報の集約を妨げているとも言えますね。
ネットやメールの良い部分も沢山有りますが、混乱を招いたり、
悪用されることもあります。
被災された方達は難しいと思いますが、被災していない
僕達は冷静に判断し、正しい情報を流すように心がけて行きたいと思っています。