高分子化合物製のチューブとを組み合わせた「ハイブリッド(複合)型
人工神経」で、脚の神経が欠損したマウスの神経繊維の
再生実験に成功したそうです。
これは、大阪市立大の中村博亮教授と奈良県立医科大の筏(いかだ)義人
教授らが行ったマウス実験で成功しました。
ハイブリッド型人工神経とは、手術用縫合糸の材料になる高分子化合物を
加工して、表面は頑丈で内側はスポンジ状の2層構造のチューブ
(直径2ミリ)を作製したもの。スポンジ層にマウスのiPS細胞から作った
神経系細胞を染み込ませたものです。
後ろ足の神経が5ミリ欠損したマウスに、この人工神経を移植したところ、
3ヵ月後には生活に殆ど影響なく歩行が出来るようになったそうです。
スポンジ層に、神経系細胞を染み込ませなかった場合は回復しにくく、
何も移植しなかった場合は、足は麻痺したままだった。
今後、研究が進んで行けば、人間にも使えるときが来ると、怪我や病気で
傷ついた手足の神経の新たなる治療法と期待されています。
iPS細胞だけでも素晴らしいことだったのですが、この人工神経は
更に容易に神経の再生治療が出来るようになります。
麻痺で苦しんでいる人にとって、明るいニュースだと思います。
こういった科学の進歩には、驚かされることが多いですが、
これからもどんどん驚かせて欲しいものですね。
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すごいですね。
嬉しい驚きです。
ポチ!っとしてゆきます!
科学の進歩は凄いですね。
人工と言うのに若干抵抗はありますが、
これで助かる人も沢山いると思います。
今後の再生医療に期待しています。