アポロ計画の後を引きついてきたスペースシャトル。
日本時間の9日午前0時半に打ち上げられたスペースシャトルは、
無事に予定軌道への投入を果たし、最後のミッションに挑んでいます。
1981年に始まったスペースシャトル計画は、30年の歴史を刻んで
幕を引こうとしています。
まだ使えるのではないかと思うともろもありますが、
メンテナンスや部品の調達に費用がかかるようになり、
一つの時代を終わらせることになりました。
これからは、ロシアのソユーズが国際宇宙ステーションとの間を
繋ぐことになりそうです。
人類の宇宙旅行の夢は潰えたのかと言うと、そうではなく
今後は民間会社が引き継ぐことになるそうです。
一方、NASAはどうするのかというと、火星や小惑星の探査に
あたることになるそうです。
また有人の戻ってくるタイプになるのか、無人のロケットになるのかは
よくわかりませんが、新しい宇宙の謎を追い求めると言う事は
続いて行くのです。
飛行機型で、打ち上げられて、滑走路に戻ってくるその姿は、
なんとも不思議な感もありましたが、見慣れると当たり前のような
気もしていました。
過去に、2回の大きな事故を経て、今回の最終フライトを
迎えることになりましたが、このスペースシャトルが
もたらしてくれた経験と実績は、今後の宇宙開発にとって
貴重な資料となりました。
今回も、無事に任務を遂行して、地球に戻ってきてくれる事を願います。
暫くは、あの有志が見られない事を淋しく思うでしょうが、
新たなチャレンジに期待しています。
宇宙は、人類にとって、夢や希望を与えてくれるから。


ブログのトップページへ